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ヘタリア大帝国
TURN26 親衛隊その二
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鍛え上げているのだ。
「だからだ。実際に親衛隊の訓練を見てからだ」
「決められますか」
「ヒムラーに会ってな。そうしてだ」
「妥当ですね」
 ロンメルにしてもそれはわかっていた。ただ推挙するだけでは駄目ということがだ。
「ではこれから」
「会うぞ」
「ただ。一つ申し上げることがあります」
 ロンメルはヒムラーと会うことを決めたレーティアにここでこう言った。
「彼はいつも手袋をしています」
「怪我か?」
「はい、そうです」
 ここではレーティアの読み通りだった。

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