暁 〜小説投稿サイト〜
とある木原の末端少女
第二次 柵川?
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
もうちょっとだけお相手するようにします。こんな炎天下の中で会話をするのはなんか合理的ではないですからファミレスにでも...入れないんでした。

「あのー、第〇七〇支部の木原さんですか?」

「はい。そうです」

おー、まさか初春さんのほうが私を知っているとは。なんていいますか風紀委員(ジャッチメント)の情報を知っているだけはありますね。それともどこかでお会いしたことあったっけ?

「初春。知り合い?」

いや、佐天さん。私が知っている限り初春さんと私は初対面のはずですよ。

「私が参加したセミナーで脳科学の講師として参加してるの見たことがあるんです」

脳科学のセミナーと言われ、どれのことだか思い浮かばない。それは無理もないであろう。私にとっては脳科学は数ある分野のなかで一番得意なんですから。それにしてもわつぃを見たことあるなら話は早いですね。

「へぇー」

「いやー、そういわれてしまうとなんだか照れてしまします」


まぁ、ここはおとなしく自己紹介して流れに任せてみましょう。流石にこれ以上歩道で話をするのはいけない気もしますし、先ほどのファミレスから近いこともあって気まずいです。

「改めまして、私は木原絵里。常盤台中学2年生です。よろしく」

味気ない自己紹介がまたいいはず。それに名前さえ言えば私のことを知ってる人は知っているはずですし。温度操作(テンプレーチャーマスター)がそんなにも有名じゃないはずもない。自意識過剰かもしれませんが、この町に住んでいるならばわかるはずですし。

「ま、こんなところにいてもしょうがないし、とりあえずゲーセンいこっか」

えっ?

「「えっ?」」
「ゲーセンですか?」

その反応はほかの学生が想像している常盤台中学のイメージからは遠く離れていますよね。私が去年までいた学校ならこの程度はある程度あったことですけど...そして白井さんから御坂さんへのお嬢様っぽいことをするように言われていますが、まー御坂さんには無理ですよね。そしてあったばっかりのお二人にもお事情様らしくないといわれる始末。まーどちらかといいますとわんぱくですから。
...そのせいで自分を苦しめることになるのかもしれませんが。

そして場所は大通りを歩いています。なんといいますか、バス停に沢山生徒がいることを考えると放課後なんだと感じさせます。そしてバス停で渡されたチラシ...なんだか安っぽいですこと」
「やっスーいキャラ。今時こんなのに食いつく人なんか」

そして一瞬ではあるものの、私は無意識に声を発していたようです。それは佐天さん?の声にかき消されて何とかばれていないようですが、今後は注意したほうがいいですね。それにしても聞こえていたとしたらクレープ屋の人には本当に失礼なこ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ