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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第61話
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昔の知り合いにここまで迎えに来させといて…………!楽な(てめぇら)を選ぶなんざカッコ悪い真似、できるわけねえだろうが――――――!!」
口を開いたアッシュは苦笑した後全身に凄まじい闘気を纏ってルトゥールに自信の得物であるヴァリアブルアクスを突き付けて宣言した。
「…………!」
「クク、若いねぇ…………――――――なら少し手伝ってやるか。」
アッシュの宣言にレオニダスが驚いている中ルトガーは不敵な笑みを浮かべた後失った腕の代わりの義手に得物を素早く装着したレオニダスと共に自身の得物であるバスターグレイプを構えた。

「言葉だけじゃまだ不安だろう?――――――だったら胸を貸してやるよ。俺達が勝ったらお前さんを気絶させてでも連れて行く…………どうだ、面白い賭けだと思わねぇか?」
「上等だ…………!」
「む、無茶苦茶だよ…………」
「だけど彼にとって――――――そして私達にも必要な一戦だね。」
「ったく、こんな化物とやり合う羽目になるなんて、俺達はとんだ大外れを引いちまったみてぇだな。」
「フウ………非常に不本意ではあるけど、今回のアンタ達の活動に剣帝が同行した事は色んな意味で正解だったようね。」
「フッ…………相手にとっては不足は無いな。」
ルトガーの提案に対してアッシュが不敵な笑みを浮かべている中トワは表情を引き攣らせ、アンゼリカは真剣な表情で呟き、クロウとサラは苦笑し、レーヴェは静かな笑みを浮かべ
「それはこちらのセリフだ、剣帝…………!」
「クク、そんじゃあ始めるか。トールズZ組に剣帝…………足掻いてみせな、死力を尽くして!」
そしてそれぞれ黒い闘気を纏ったレオニダスとルトガーはトワ達に襲い掛かり、トワ達はルトガー達との戦闘を開始した――――――

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