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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第61話 体育祭が終わって………
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ゃない」

「そうや、そういうのも悪くないと思うで」

「そうっスよ〜私もレイ兄と桐谷兄の女装姿見てみたいっス〜」

話聞いていたか、コイツら。
絶対にヤバイって…………

「桐谷………」

「ああ、分かってる………」

「ちなみに、サボろうとしても、ここにいる2人に連れてきてもらうから。それでもダメだったら次の学校の日に2人だけ一日中………」

「「やらせていただきます!!」」

なんてこった………………












「おかえりなさい」

ウーノが帰ってきた私の娘達を迎える。

「はぁ…………疲れたわ………」

クアットロはいつも以上にバテていた。

「今回は結構手こずったな」
「私、お風呂入ってくるね………」

トーレもディエチも疲れているみたいだ。
それほど過酷だったのだろう…………

「みんな、済まないね…………」

「い、いいんですよ、ドクター!!私達も大変なのは分かってて協力してるんですし………」

「そうだな。だからドクターが気に病むことはないです」

「私も同じです」

気を使ってくれる娘達は本当に良い子だと思う。
本当なら、トーレ達もチンク達の様に……………

「ありがとう、取り敢えずゆっくりしていてくれ」

そう言って、彼女達はそれぞれ部屋に戻っていった。





「ウーノ」

「何ですか、ドクター?」

「ここの所チェックが厳しくなっている」

「……………確かにそうですね、流石に簡単にいかなくなってきました。どんどん警戒されて厳しくなってきています」

「そうだね…………」

レジアス中将当たりかな?
戦闘機人計画を一時白紙にしたことはあの脳みそに言われいる筈だからせめて自分達で研究をって所だと思われる……………

それともあの脳みそが直接?
どっちにしても……………

「このままじゃキツイね…………」

「チンクを呼びますか?」

「そうだね、実戦経験があるのはチンクだけだからね。しかし、チンクだけでも………」

「やはり厳しいですか…………」

そうだね、出来ればセインのディープダイバーがあれば随分楽なんだが………

「ドクター、やはり彼らにも協力してもらうべきです」

「でもそれは…………」

「彼らなら絶対に協力してもらえると思うのですが………」

「だが、犯罪の片棒を担がせるのは…………」

「ですけど……………」

「キツイのは覚悟の上だった筈さ。私たちで頑張ろう。私も何か考えてみる」


だが、その後も結局いい案が浮かばなかった…………










「ドクター……………」


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