第61話 体育祭が終わって………
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「ウェンディ、良かったじゃないか!!友達が出来て!!」
「「「お前(兄さん)(レイ兄)が言うの!?」」」
「OK、お前らの気持ちは分かった。一発殴ってもいいよな?」
何でそんなに友達いないように思われるかな…………
「でもさ、兄さんっていつも星達と話してるし、桐谷以外の男子は小林と中島しか喋らないしね………」
「こっちにもよく来るからクラスでも省かれているのかと…………」
「そんな事…………」
あれ?俺って、クラスの男子だと、圭と良介以外の男子から滅多に話しかけられたことが無い…………
むしろ、『死ねリア充!』とか、『男子の敵!!』とか、『FUCK!FUCK!』とかしか言われてない……………
「俺って、クラスの男子で孤立してる……………?」
「今更っスね」
衝撃の事実を知ってしまった…………
1年生や3年生、他のクラスの2年生からは声をかけられているけど、自分のクラスからは…………
「…………レイ兄」
「止めろ、そんな目で俺を見るなーー!!」
俺に新事実が発覚した瞬間だった。
「元気出してください…………」
あの後、圭と良介の2人にも聞いてみたが、2人にも今更って顔をされた…………
それを星に慰めてもらってる。
「別に友達が少なくたって問題ないじゃないですか。その少ない友達はレイの一生大事な親友になるのですから」
「星……………」
何て優しい奴なんだ。
もうこのまま抱きつきたい気分だぜ。
「よし、これからは何を言われても気にしないぜ!!」
そうだ!俺は友達が少ない、大いに結構じゃないか!!
「やってやるぜ!!」
「特に気合いを入れる必要もないのですがね………」
気合いを入れる零治に星が冷静に突っ込んだのだった。
「さて、授業終わったな」
そんなこんなで授業も終わった。
さて、後は帰ってキャロを愛で………
『2ーAの有栖零治君、八神はやてさん、2ーB組の加藤桐谷君、至急生徒会に来てください』
「悪い!先に帰る!!」
俺は近くにいた夜美に言い残して、先に帰ろうとした。
「レイ、今呼ばれたじゃないか?」
「生徒会室に行って良かった覚えは無い!!」
「しかし、放送なのだから行かなくてはいけないのではないのか?」
「いいんだ!」
夜美は意外と真面目だからな…………
はっちゃける所ははっちゃけるけど、真面目の時は星より厳しいと思う。
星は何だかんだ甘やかせてくれるから…………
「ともかく!俺は早くこの場から消えないと………「零治君、生徒会室に行くで!!」じゃあ、また明日!」
俺は声をかけてきたはやてを無視し、疾風
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