暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第61話 体育祭が終わって………
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「ウェンディ、良かったじゃないか!!友達が出来て!!」

「「「お前(兄さん)(レイ兄)が言うの!?」」」

「OK、お前らの気持ちは分かった。一発殴ってもいいよな?」

何でそんなに友達いないように思われるかな…………

「でもさ、兄さんっていつも星達と話してるし、桐谷以外の男子は小林と中島しか喋らないしね………」

「こっちにもよく来るからクラスでも省かれているのかと…………」

「そんな事…………」

あれ?俺って、クラスの男子だと、圭と良介以外の男子から滅多に話しかけられたことが無い…………
むしろ、『死ねリア充!』とか、『男子の敵!!』とか、『FUCK!FUCK!』とかしか言われてない……………

「俺って、クラスの男子で孤立してる……………?」
「今更っスね」

衝撃の事実を知ってしまった…………

1年生や3年生、他のクラスの2年生からは声をかけられているけど、自分のクラスからは…………

「…………レイ兄」
「止めろ、そんな目で俺を見るなーー!!」

俺に新事実が発覚した瞬間だった。






「元気出してください…………」

あの後、圭と良介の2人にも聞いてみたが、2人にも今更って顔をされた…………
それを星に慰めてもらってる。

「別に友達が少なくたって問題ないじゃないですか。その少ない友達はレイの一生大事な親友になるのですから」
「星……………」

何て優しい奴なんだ。
もうこのまま抱きつきたい気分だぜ。

「よし、これからは何を言われても気にしないぜ!!」

そうだ!俺は友達が少ない、大いに結構じゃないか!!

「やってやるぜ!!」
「特に気合いを入れる必要もないのですがね………」

気合いを入れる零治に星が冷静に突っ込んだのだった。






「さて、授業終わったな」

そんなこんなで授業も終わった。
さて、後は帰ってキャロを愛で………

『2ーAの有栖零治君、八神はやてさん、2ーB組の加藤桐谷君、至急生徒会に来てください』

「悪い!先に帰る!!」

俺は近くにいた夜美に言い残して、先に帰ろうとした。

「レイ、今呼ばれたじゃないか?」

「生徒会室に行って良かった覚えは無い!!」

「しかし、放送なのだから行かなくてはいけないのではないのか?」

「いいんだ!」

夜美は意外と真面目だからな…………
はっちゃける所ははっちゃけるけど、真面目の時は星より厳しいと思う。

星は何だかんだ甘やかせてくれるから…………

「ともかく!俺は早くこの場から消えないと………「零治君、生徒会室に行くで!!」じゃあ、また明日!」

俺は声をかけてきたはやてを無視し、疾風
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ