二十七人目
BLADE 4th
八話
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人間の拳ごときが、あの龍に通用するはずがありません。
男の子がそれを悟った時はもう…
自慢の拳はめちゃくちゃに潰れて…
少し握るだけでも激痛が走りました。
ねえ…
生きて帰ったら、お嫁さんにしてね?
いつも自分を守ってくれた、その血だらけの拳を…
愛おしそうになぜて…
彼女は一人、龍に向かいました。
百戦練磨の狩人達が敵わない龍に、女の子が勝てる事なく…
激痛で何も出来ない男の子は、ただ見るだけでした。
助けようと……頑張っても頑張っても…
ただ見るだけでした…
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