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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
過去編 孤高の戦姫は、悪の貴族に奉仕する
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をぐりぐりと抉る剛剣の抽送に。ロザヴィーヌの心はすでに、快楽の色に染め上げられていた。

「んぢゅ、ぢゅるるっ……ん、んふっ……!?」
「ふふふ……どうした、ロザヴィーヌ。さっきまでとは違って、随分と物欲しげではないか」

 それをすでに看破していたババルオは――そこで一度、抽送とキスを止めると。ロザヴィーヌの困惑した表情がよく見えるように、敢えて少しだけ顔を離し、問い掛ける。

「そ、れはっ……」
「続きをして欲しいか? 最後までして欲しいか? ならば儂に、お前の方からキスをしてみろ。出来なくば、今日のところばこれで終わりだ」
「……んぁっ!?」

 本来、ロザヴィーヌにとっては選ぶまでもないことだっただろう。
 だが、すでに全身を開発され、国民達の裏切りによって心まで折れかけている、今の彼女の「誇り」は――子宮の入り口を軽く一突きされるだけで、瓦解してしまうほどに脆弱なものとなっていた。

「んっ……ちゅっ!」
「ふふふ……そうかそうか、それがお前の選択か。いいぞぉ、自分の気持ちには正直にならなくてはな」

 白く優美な両手を、胴と一体化したような首へと回して。自ら豊穣な乳房を、乳首を、胸毛だらけの雄に擦り付けて。
 ロザヴィーヌは、その小さく愛らしい桜色の唇を――ババルオの醜悪な唇へと、捧げてしまう。快楽に屈した、自らの意思で。

「ちゅっ、ちゅっ……ん、ふぅあぁああぁあっ!?」
「ならば儂も応えなくてはな! そらそら、今日1番の濃ゆい白濁を注いでやるぞぉ! しっかり味わえぇ!」
「んはぁぁぁああっ! んぉっ、ほぉぉおぁあぁぁぁあんっ!」

 その征服感にますます昂ったババルオは、再びロザヴィーヌの肢体に覆い被さると、ラストスパートに向けて抽送をさらに激しく速めていく。
 その圧倒的な雄としての力強さと、自分で選んだ(・・・・・・)相手によって齎される、異次元の快楽が――戦姫の中に残っていた「嫌悪」を押し流し、「恍惚」だけを顕現させていた。

「うおぉおぉッ! 出す、出すぞロザヴィーヌ! お前の子宮で、一滴残さず受け止めろぉぉッ!」
「はっ、はぃいぃっ! ババルオ()の熱くて濃ゆくて愛しい子種、このロザヴィーヌが受け止めますぅううっ!」

 そして。度重なる絶望と屈辱の果てに、快楽だけを残され――自分が何者であるかさえ、見失った戦姫は。
 白い脚をババルオの腰に絡ませ、その時(・・・)を迎える。

「うおぉぉっ……!」

「んはぁぁぁああっ……ぁあ、ぁはぁあぁあぁあんっ!」

 互いが隙間なく腰を密着させ、同時に最大の絶頂へ達した瞬間。熱く焼け付くようなババルオの白濁が、衝き上げるようにロザヴィーヌの子宮を満たし、彼女の全身を痙攣させた。
 一方、子宮を通じて体全体で
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