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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第60話
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それ以降の協力は得られない事を念頭に置いておくといい。」
「プリネに頼まれて仕方なく手伝う事になったから、せめてエヴリーヌを退屈させないようなトラブルに巻き込まれてね、くふっ♪」
レンが溜息を吐いた後に答えたレーヴェとエヴリーヌの答えにアリサ達はそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「うふふ、エヴリーヌお姉様は”星杯”やカレル離宮でもその実力の一部を見せてくれたように、戦闘方面ではとっても心強い存在よ♪レーヴェに関しては…………クスクス、レーヴェの事をよく知っている”深淵”のお姉さんが説明してあげたら?」
「ク、クロチルダさんがその人の事をよく知っているって事は…………」
「そりゃ”剣帝”は元結社の”執行者”だったんだから、”蛇の使徒”だった”蒼の深淵”も”剣帝”の強さも当然知っているに決まっているわよ。」
意味ありげな笑みを浮かべたレンの言葉を聞いてある事を察したエリオットが不安そうな表情をしている中、サラはジト目でクロチルダとレーヴェを見比べていた。

「フフ、私も今のレオンの正確な強さは知らないけど…………結社に居た頃のレオン――――――執行者No.U”剣帝レオンハルト”はそのナンバー通り、”執行者”の中ではマクバーンに次ぐ使い手よ。」
「なっ!?あの化物の次に強い”執行者”って事は”劫焔”が死んだ以上、現状その人が結社の中では”最強の執行者”って事じゃないですか!?」
「執行者のナンバーは必ずしも強さの順番ではないって話だが…………マクバーンとそいつに関してはそのナンバー通りの強さという訳かよ。」
苦笑しながら答えたクロチルダの説明を聞いたマキアスは驚きの表情で、クロウは真剣な表情でそれぞれレーヴェを見つめた。
「そういえばオーロックスで初めて”神速”と対峙した時にも、”剣帝”の話が出てきたな…………」
「ああ…………確かあの”神速”が100回戦って1回だけ勝てたという話だったな…………」
「ふふ、ちなみにレオンは執行者(レギオン)の中で”火焔魔人”化する事でアリアンロードと渡り合えたマクバーンのような”異能”が備わっていないにも関わらず、”人”の身でアリアンロードと渡り合えたのよ?」
ある出来事を思い出したユーシスの言葉を聞いたガイウスは静かな表情で当時の出来事を思い返し、クロチルダは意味ありげな笑みを浮かべてレーヴェを見つめてアリサ達にレーヴェの強さについての説明をした。

「ハアッ!?」
「あ、あの伝説の”槍の聖女”とも渡り合えるって事はひょっとしたら、子爵閣下以上の剣の使い手なのかも…………」
「さて…………それについては実際にやり合ってみないとわからないが、正面からの対決において俺を凌駕する者はそうはいない。たとえ領邦軍の英雄やエレボニア最高の剣士といえどな。」
「フフ、機会があれば其方とも手合
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