第145話
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突如背に翼を生やした子供のような存在が現れると、子供のような存在は真空の渦でエステル達を攻撃した後全員一気に打ち上げて大ダメージを与えた!
「あうっ!?ごめん、みんな…………」
「くっ!?こんなところで…………」
「いやぁっ!?そ、そんなぁ…………」
少女が放った疾風の皇子を具現させ、風の刃で敵を切り裂く具現結晶(Sクラフト)――――――シルフィスティアのダメージに耐え切れなかったエステル、ヨシュア、ユウナは戦闘不能になって地面に膝をつき
「ぐ…………っ!さすがに今のは効いたな…………!オーブメント駆動――――――ティアラル!!」
エステル達と違ってダメージに耐えきったバダックは治癒アーツを発動させて自身の傷を回復し
「く…………っ!一体今のは何だったのですの…………!?優しき癒しの風よ――――――ヒールウィンド!!」
「先程現れた人らしき姿をした凄まじい音素の塊を考えると、恐らく異世界の音素の集合体を召喚し、その召喚した集合体に敵を攻撃させるような大技だったのでしょうね。ですがその代償として先程の”オーバリミッツ”のような状態は消えたようですね――――――スプラッシュ!!」
バダック同様ダメージに耐えきったナタリアは範囲治癒術を発動して自身とジェイドの傷を回復し、ナタリアの疑問に答えたジェイドは少年と少女が全身から放っていた凄まじい闘気や霊力が消えている事に気づくと反撃を開始し、ジェイドが発動した上空から襲い掛かる水流の譜術を受けた二人は怯んだ。
「いてて…………やっぱり”シルフィスティア”かよ…………回復だぁっ!――――――ヒール!!」
「”リザレクション”で戦況を覆される前に一気に決めるぞ…………!――――――ヒール!!」
少女が放った大技の正体を知っていたロニとリオンはそれぞれ自身に治癒の晶術を放って自分達のダメージを回復させた。
「出でよ、敵を蹴散らす激しき水塊――――セイントバブル!!今です、ナタリア、ラルゴ!雷の音素を宿した技を!」
「わかっていますわ!聖なる雷よ、ヴォルテックライン!!」
「雷光よ貫け、紫光雷牙閃!!」
「「!!??」」
更に水属性の上位譜術を少年と少女に命中させたジェイドの呼びかけに答えたナタリアは雷を宿した矢を、バダックは鎌を振るって雷光を放ち、矢は少女に、雷光は少年に命中すると予め水属性の譜術を受けた事で全身が濡れていた二人は雷の宿った攻撃を受けた事で感電した為、怯んでしまった。
「僕を本気にさせた事――――――後悔するがいい!!」
「一気に決めるぜぇっ!!」
そしてリオンとロニは少年と少女のようにそれぞれ全身から凄まじい闘気を放ち始めるとリオンは少年に、ロニは少女に襲い掛かった!
「爪竜連牙斬!崩龍斬光剣!見切れ
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