海鳴にやってきました
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んだ」
「ちょいと苦労はしたけどな」
「渡すタイミングはどうするの?」
「そろそろ士郎さんが入院する時期だろうし――それで恩を売るよ」
「士郎さんには説明したんじゃなかったの?」
「それでも――君が何とかしてるれるんだろう? だってさ」
「完全に当てにされてるわね」
「なのはの精神構造を突き詰めて行くと必要なイベントではあるのだが……」
「アレだけ悩んで話す事にしたのに、随分と微妙な結果ね」
「お前だってその類だろうに」
「言えてるわ」
未来知識+α色々あったさ。
「……何で俺の周りには変わり者ばかり集まるかな」
「貴方が一番変わってるけどね、ユーノ君」
「へいへい、どうせ俺は変人だよ……闇の書の中はどうなってる?」
「特に問題は無いわね、毎日騒がしいくらいよ」
「コレが才能の違いって奴なのかねえ」
「元からある才能に――わたしの知識と貴方の知識の応用で此処まで来れたんだから、防御プログラムは相変わらずだけど」
「トリプルブレーカーが必要なければ、なのはも放置できたのになぁ」
「未来から来るって言う二人もまだ会えてないし、頑張りなさいよ」
「気が向いたらなー」
「向かなくてもやりなさい」
全部はやてに押し付けて無限書庫にでも篭りたいんだがな。
「そーいえば、お前の出番減ったぞ」
「どういう意味かしら?」
「カリムが評議会の連中潰して――スカリエッティとナンバーズを保護下に置いた、ヴィヴィオも確保済みだが構成要素が足りないそうだ」
「色々突っ込みたい事があるけど、六課はどうなってるの?」
「何か別の形で再現だろうな……たぶん、レリックが捜索対象になって表向き通りになるんだろ」
「ゆりかごを飛ばすつもり?」
「悪用するつもりなら痛い目にあって貰わないとな」
「……まだ隠し玉があるって言うの?」
「さて? もう何が隠し玉になるかわからんからな」
はやてに伝えてない部分は有る事には有るのだが……あくまで一例だしな。
「あ、お母さんが呼んでるわ」
「此処までだな――あのマンションの六階に居るから念話くらいなら余裕で届くぞ」
「悲鳴っぽく演じればいいんだっけ?」
「そうそう、無意識に念話使いましたーみたいな」
「あと関西弁でしょ、聞く人が聞いたら即バレるわよ?」
「どうせ会って話せばバレるんだから、最初の内ぐらいは引っかけとかないと」
「まあどうでも良いけどね、ところで表に可愛いお迎えが着てるわよ?」
「? 迎え?」
窓から下を見るとなのはがこっちを見上げていた。
「アレは無意識にやってんのかな?」
「あの子、予知夢ぐらいは見れるんでしょ? 結界を素通りして知覚する事が出来た筈よ」
「……今日起こる事を夢に見てたってか」
「浮気は出来ないわね
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