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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
第144話
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から、記憶が戻って早々に大方以前と同じ―――いやそれ以上に人前を気にせず”バカップルぶり”を見せているのだろう?」
ロニの説明を聞いたシャルティエは驚いた後嬉しそうな表情をし、リオンは鼻を鳴らした後静かな笑みを浮かべて内心友の息子にして自分にとって大切な仲間が失った愛する女性と再び会えた事への安堵やロニ達が自分の事を覚えている事に嬉しさを感じながらロニに確認し、リオンの問いかけにエステル達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「ああ、その通りだよ…………!あのバカップル、俺がいるにも関わらずイチャイチャしやがって…………!しかも前と違ってジューダス達もいないから、俺はいつもいつも寂しさや虚しさばかり感じさせられるんだよ、チクショーが!」
リオンの問いかけに対して疲れた表情で答えたロニは悔しそうな表情で声を上げ、その様子を見たエステル達は再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「バ、”バカップル”って………」
「話を聞く感じその二人が巻き込まれている可能性も高いと思うから、もしその二人も解放されたら僕達もその二人に接するタイミングを図らなければならないかもしれないね。」
「クスクス、そのカイルとリアラって人達少なくてもエステルとヨシュアといい勝負をするバカップルでしょうね。」
「フッ、確かにその意見には頷けるな。」
エステルとヨシュアが苦笑している中ユウナは小悪魔な笑みを浮かべてエステルとヨシュアに指摘し、ユウナの指摘にバダックは静かな笑みを浮かべて同意し
「ちょっ、あたし達はそんな人前でイチャついたりしていないわよ!?」
「ハハ…………」
「ふふっ、貴女達も私達を気にせず十分仲睦まじい様子を見せていますわよ。」
「やれやれ、どうやらエステル達も先程の話に出たカイルとリアラとやらと同様自覚はしていないようですねぇ?」
ユウナの指摘にエステルが反論し、ヨシュアが苦笑している中ナタリアは微笑みながらエステルに指摘し、ジェイドは呆れ半分の様子で指摘した。

「ったく…………こっちもこっちでバカップルがいるのかよ…………おい、ジューダス。その”影の国”に巻き込まれたっていうお前の今の仲間や他の世界の連中で俺の守備範囲の女の子はいるか?」
「…………まあ、同時攻略を行っている他のメンバーや”庭園”にも女は他にもいるが…………―――止めておけ。”ふられマン”のお前では異世界の者達にまで見苦しい姿を見せるだけの上、万が一…………いや、億が一特定の女との仲を進めることができたとしても、それぞれ帰還する世界が違うのだから、結局は別れる事になるだけだ。」
エステルとヨシュアの様子を見て疲れた表情で溜息を吐いたロニだったがすぐに気を取り直してリオンに訊ね、訊ねられたリオンは静かな表情で答えた後皮肉気な笑みを浮かべて指摘し
「ぐっ…………!?って
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