第144話
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してリオンは何も答えず目を伏せて黙り込み、リオンの様子をシャルティエは心配そうな表情で見つめていると封印石はその場で光り始めた!
「へっ!?”庭園”じゃなくて、今ここで解放されるの!?」
「フム、どうやら”第三星層”と同じパターンのようですね。」
封印石が解放される様子を見たエステルが驚いている中ジェイドは冷静な様子で呟いた。そして封印石からはある人物が解放されようとし
(ええっ!?何故彼が…………スタンの封印石は終点と思われますからてっきり、カイルあたりかと思っていたのですが…………)
「フン、奴は所属していた期間は短かったが奴もサブノックと同じアタモニ騎士団に所属していた上、カイルの”兄”にしてスタン達にとってはカイル同様自分達の”子”である奴が巻き込まれ、このタイミングで解放される事もそれ程おかしくはないだろう。」
封印石から解放されようとする人物を見て驚いているシャルティエに対してリオンは冷静な様子で推測を口にすると、封印石からは褐色の肌と銀髪の青年が解放された!
「ったく、何だったんだ、今の光は…………?へ――――――」
銀髪の青年は地面に跪いた状態で疲れた表情で呟いたがすぐに目の前にいる人物―――リオンやエステル達に気づくと呆けた表情をし
「………………………………」
(坊ちゃん?どうして声をかけないんですか?)
(もし、奴がフォルトゥナを滅した後の世界―――”正しい歴史に修正された世界”で生きているロニならば、奴の記憶には”僕の存在もなかったことにされている”から、ロニにとって僕は”初対面”のはずだ。)
(あ…………)
かつての仲間であった青年に声をかけないリオンの様子を不思議に思ったシャルティエだったがリオンの推測を聞くと辛そうな表情で青年を見つめた。
「なっ、お前、まさかジューダスか!?リアラはお前まで生き返っている事はありえないって言っていたけど、マジでお前まで生き返ったのかよ!?つーか、ここはどこで後ろの連中は何なんだ!?」
(ええっ!?)」
「……………………それはこちらのセリフだ。”正しい歴史に修正された世界”で生きているお前が僕を知っているどころか、リアラの件も含めて聞きたい事はあるが………取り敢えずまずはこの状況を説明しないと、話が先に進まないだろうからお前のようなバカでもわかりやすいように特別に説明してやる。ありがたく思え。」
自分を見て驚いている青年の言葉を聞いたシャルティエが驚いている中僅かに驚きの表情を浮かべたリオンだったがすぐに表情を戻し、リオンの青年に対する毒舌を聞いたエステル達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「へいへい、そりゃどうも…………ったく、その偉そうな態度、まごう事なく俺達が知っているジューダスだな。」
リオンの自分に対する毒の混じった言葉に対して疲れた表情で呟
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