その37
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つも決して諦めようとしなかったナルトに向けているのには気付いていた。
あの気持ちを、今はイルカにも向けてくれているのか。
それを感じ取り、イルカはくすりとした。
それは、どうにもこうにも気合いを入れねばならないし、否が応にも気合いが入る。
思いがけずイルカに見せてくれた、成長しても変わらない教え子の可愛らしい姿に、イルカは満たされた喜ばしい思いで、もう一度空を見上げた。
さっさと任務を片付けて、教職に戻らなくてはならないだろう。
イルカの護る、木の葉の未来達が待っているから。
雲一つなく澄み切った青空の今日は、絶好の任務日和だ。
きっと何もかも全てが上手くいくのだろう。
サスケと別れて気を引き締め直し、任務に向かうイルカには、何となく、そんな気がしていた。
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