暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第58話
[4/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に苦笑しながら同意したオリヴァルト皇子と重々しい様子を纏って呟いたミュラー少佐の言葉を聞いたアリサ達がそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中アルゼイド子爵は驚きの表情で呟いた。

「うふふ、当たり前じゃない。何せ”神殺しから力を与えられて神殺しと共に生きる使徒か世界を敵に回してでも、神殺しの味方をする人達”なんだから♪」
「い、一体どんな人達なんだろう…………?」
小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンの答えを聞いたトワは不安そうな表情でまだ見ぬセリカの仲間達の事を考え
「あら、その内の一人はZ組の内の何人かは会った事があるわよ――――――去年の夏至祭でのテロで、イリーナママと一緒にね♪」
「ええっ!?ぼ、僕達が!?」
「しかも去年の夏至祭でのテロで、イリーナ皇妃陛下と共に仰いましたが…………まさか、イリーナ皇妃陛下の傍にいた従者と思われる女性の事ですか?」
「そういえばあの時”聖皇妃”の傍にメイドが一人いたね。」
レンの指摘にマキアスが驚いている中かつての出来事を思い返したラウラはレンに訊ね、ラウラの話を聞いたフィーはかつての出来事を思い返していた。

「ええ。――――――エクリア・フェミリンス。かつてはメンフィル最大の敵国家であった大国――――――”カルッシャ王国”の王女にして将軍でもあった人物だけど、メンフィルとの戦争で祖国が敗戦した後は身分を全て剥奪されて国外追放の刑を受けてレスペレントから他の大陸に移って当てのない旅をする事になったんだけど、何故か偶然にもレスペレントを訪れていた”神殺し”に同行する事になって、その旅の合間に何があったかは知らないけど”神殺しの最初の使徒”にしてもらって、”神殺し”に仕える事になったのよ。で、”影の国”の件でエクリアお姉さんはパパ達――――――メンフィルと和解できたから、”神殺し”の許可を得て一時的にイリーナ・マーシルンお付きの専属侍女長としての役目を務めているのよ♪」
「何なのよ、その色々とツッコミどころがある話は…………」
「”影の国”の件という事は恐らくケビン達も知っているでしょうから、後でケビン達に聞いた方がよさそうですね。」
エクリアの事を軽く説明したレンの説明にその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中サラは疲れた表情で溜息を吐き、トマスは苦笑していた。
「ちなみにエクリアお姉さんは”エリゼお姉さんにとってあらゆる意味での師匠”なのよ?」
「ええっ!?エリゼさんの…………!?」
「”あらゆる意味での師匠”とはどういう事なんだろうか?」
レンからエリゼとエクリアの意外な関係を知らされたアリサは驚きの声を上げ、ガイウスは不思議そうな表情で訊ねた。

「言葉通りの意味よ。専属侍女長としての仕事は当然として、政務、戦術、戦闘技術と、今のエリゼお姉さんへ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ