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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百四十三話
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ま。姉さん」
玄関で出迎えてくれた姉さんがしゃがんで俺とラウラをだきしめる。
「え? 教官…? なんで…? え…?」
後ろからクラリスの困惑した声が聞こえる。
「ちょっとした裏技だ」
リビングに上がると、円香が待っていた。
…………奥で獣化した箒がめいぷるとじゃれている。
何がしたいんだアイツ。
そんな二匹を放っぽって円香はソファーから立ち上がる。
「始めまして。ラウラお姉ちゃん。私は織斑円香」
「え…? 姉様…?」
「うそ…?」
ラウラとクラリスが円香を見て驚きの表情を見せた。
瓜二つだしね。
そんな二人を見ていると、姉さんに耳打ちされた。
「(地下で束が待ってる。私にはどうしようもない事だからな)」
「(OK)」
ラウラ達は姉さんと円香に任せてリビングを後にする。
向かったのは地下に通じるエレベーターだ。
宇宙戦艦のエレベーターを模したそれのボタンを押す。
完璧に慣性制御された高速エレベーターが数秒で地下まで到達する。
向かった先は地下のラボ。
ロリsがいつも遊んでるホールや人間牧場の更に下。
エレベーターのドアが開く。
通路を抜けた先の、使用中の部屋に入る。
「ああ……なるほどね」
「お帰りなさい、いっ君」
コンソールの前に腰掛けた束さんがホロキーボードを叩いている。
「うん。ただいま」
コンソールやホロウィンドウでいっぱいの小部屋と、その向こうのガラスでしきられた一室。
ガラスの向こうには何本ものシリンダー状のカプセル。
ゆうに20本はあるだろうか。
もしかしたら見えてないだけで奥にもまだあるのかもしれない。
そのなかには、銀や黒の髪をなびかせた少女達。
背丈は俺より少し小さいくらいの背丈だったり、ラウラより少し大きい位だったりとまちまちだ。
「一応聞くけど……これは何?」
「んー? らーちゃんとまーちゃんの失敗作だね。彼女等……いや、これらには魂が宿ってないんだよ」
「だろうね」
知ってはいたが、俺はこれらを放置していた。
なぜなら、魂が無いから。
脅威たりえないから。
「ドイツ中を回って、アルディとリムシィも投入して、回収出来るだけ回収してきたよ」
「ドイツ国内だけでこれだけの量をか……円香のクローンがあるって事はドイツ軍の施設だけじゃなくてFTの研究所とかも強襲したの?」
「うん……メシア・イミテーション計画はドイツ軍のローレライ計画と平行するように進んでたみたいだね。ローレライ計画の研究所も幾つか吸収してたし」
軍の施設を吸収できてたのか……やはり侮れんな。
「ん? ちょっ
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