暁 〜小説投稿サイト〜
夜に交わる伴装者〜Heros a H eroism〜
グレにゃんとご主人様のエロエロ調教日和(ヘタグレ)
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な、と思った矢先に出鼻をくじかれた。

考えてる事が一緒なのは嬉しいが、何か悔しい。

「そうなの? じゃあ、どうぞ」

「へ?」

「聞いて欲しいな、響さんから」

「う……いじわる」

「んー?」

楽しそうに微笑む翔。

響は唇を尖らせるが、変に意地になっても仕方ないと、考えを変え、

「翔、キ────ッ?!」

素直にキスをねだろうとし、

自分の危機を感じ取った。

(ヤ、バ………これ……ッく!)

「しょ、翔! ご、ごめん、どいて!下りて!早く!」

この危機的状況を回避すべく、覆いかぶさっている翔に退去を願うが、

「ダメだよ、まだ響さんの口から聞いてないもの」

想い人は照れ隠しの誤魔化しと捉えたようだ。

違う、そうじゃない。

快楽の振り回され、気づかなかったが、

今、響は大変危うい状態なのだ。

「い、言うから!後でお願いするから!だから、お願い! 早く、どいてぇ!!」

「だぁめ。台詞、譲ったんだから。響さんの口から聞くまでは、逃がさないよ」

言葉通り、逃がすまいと、軽く体重を掛けてきた。

それは、今の響にとっては致命傷になりかねない。

「ッ!!〜〜〜〜ごめんッ!!」

「わっ?!」

渾身の力を込めて、翔の下から抜け出す。

後は速やかに目的の場所に向かうだけだ。

(これで……………ッ?!!?)

だが、響は二つ、失敗を犯した。

一つ。度重なる絶頂で、響の足腰は子鹿のように震えていた。

もう一つ。響の尻、腸内には、未だに翔のイチモツが挿入されており、立ち上がれば当然、抜ける。

「あにゃあ゛ッ?!」

尻穴からズルリと、翔のモノが一気に抜け、

その衝撃、快感で、辛うじて立ち上がる事が出来た足腰は、完全に脱力した。

「ふにゃう゛ッ!!」

響は前のめりに、尻を突き上げる形で倒れ込んだ。

翔の眼前に、情事の跡を色濃く残す、

秘裂と尻穴が晒されるが、それどころでは無い。

このままでは、それよりも恥ずかしい姿を晒す事に……

「ひッ?!」

「ひ、響さん? だいじょう…」

「ち、近づく、なぁ……ッ」

もはや、限界。

だと言うのに、翔は近くに……。

それもお尻の近くに、翔の顔が……。

「あ、あぁあぁああ……だめ、だめだめだめだめだめぇ…………ッ!!」

「ど、どうしたの?」

切迫した声を上げる響を、心配そうに見つめる翔。

嬉しいが今はダメだ。

そこから退いて、目を瞑って、耳を────

「あ、ああ、み、みないで…ッ……だめ、やだぁ……こんな、いやぁ……ッ──────────ぁ」

「え?」


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