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魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
Duel:32 レイダーズの襲来
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乗れないとか。曰くソフトボールをまっすぐ投げられないとか、なんか色々言ってたけれど……全く信じられない。
現実問題、こちらのなのはがスプーンで打ち抜いてるのを見ちゃったわけだし。
何がどうしてそうなったのやら……。
っと。
「奏、もうちょっとしたら今度はタッグエキシビションするから一緒に戦ってくれると嬉しいな」
「はーい。一端ぬいぐるみフロアのプレシアさんのヘルプに急いでくださいよ。こちらは大丈夫なんで」
「わかった。あ、あと挑戦受けたら試合してもいいってーそれじゃあ後でねー」
ひらひらと手を振って先輩を見送る。
取り敢えずの拭き掃除をしながら周囲を見渡せば、見た感じ大学生位の人がまばらながらもいる。 さっきまで1on1で先輩と交代しながら挑戦を受けてたけれど……普通に強くて驚いた。
あの手この手で、攻撃を仕掛けてくるけど……まだ立体戦に慣れてないというか、その攻撃は読めないといった様子で落ちてたなー。
私も普段やらない跳弾とか色々練習できるのは良いけれど、まだまだ戦略に落とし込めないなーと。
……第一、普通にこの前の合宿メンバーのほうがユニークで且つ強かったなぁ。
もともとのポテンシャルが高いのか、それに追いつきそうな大学生の方々が強いのかわからない。
「すいません店員さん? 俺たちのタッグの挑戦を受けてもらっても?」
「……あ、はい。タッグってことは二人……って、あれ?」
後ろから声を掛けられて、慌てて振り返れば……ちょっと幼さを残した少年。いや、明らかにまだ子供のような……。
「あれ? ごめんなさい、流石に平日のこの時間に……」
「あ、いえ。今日は修学旅行の振替というか、午後から休みなんです! なので大丈夫です」
「あ、なるほど。それは失礼しました」
一応店員さんなので、失礼をしたらきちんと謝罪を。
さて、と。
「タッグということはもう一人いらっしゃるんですよね? その方は?」
「既に準備しています。まだまだ弱いですが、フリーマッチでよろしくおねがいします!」
わぁ、元気いっぱいだぁ。なんか誰かに似てる気もしなくもないけど……ま。
「分かりました。それでは直ぐに用意致しますので、対戦モードで待機してて下さい」
「はい、それでは!」
……それにしても本当にブレイブデュエルって人気なんだなぁ。
さてさて、相手の情報は……何? チーム名はレイダーズ……襲撃者達……ほーん。使用デバイスは……お? ハンドガン二丁と、スナイパーライフルの二人組で、市街地マップ……うわマジじゃん。
……さて、負けないように頑張っていきましょうか!
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