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NARUTO 桃風伝小話集
その32
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じゃないかな。
……………女の私には、良く、分かんないけど。

でも、多分、印象とか、イメージとかで語るなら。

私の知ってる大半のうちはの人達は、むしろ、こういう物は敬遠すると思う。
前者であれば刺激強すぎて。
後者であれば低俗すぎて。

前者の人なら、興味があるのを隠そうとして、真っ赤になって、怒涛のように否定と嫌悪を捲し立てて拒絶してくる。
後者の人であれば、興味を持たずに淡々と眺めてスルーする。
多分、きっと。

だって、うちはの集落で見知った人達や、警務隊に所属してたうちはの青年陣は皆そんな感じだった。
無骨?というか、潔癖というか。
なんというか、こう、擦れてなくて、真っ直ぐな感じ?
の、人と。

むしろ、どうしてそんなに傲慢なのって感じの人とに、ぱっきり二つに別れてた。

基本的に、全員ものすごく清廉で生真面目な人達が多かったし。
生真面目過ぎて思い込み激しくて、こっちを見下す人も多かったけど。

でも。

でも、なんだ。

なんというか、こう、私には私の感じている違いを上手く説明できないけれど、何となく、これは違う、ような気がする。
なんか、違う。
それだけは強く感じる。
多分、これ、絶対にサスケの物じゃない!!

…と、思う。
自信はないけど。

もうちょっと、えっと、そう!
芸術性とか!

専門性とかが高そうな感じの物だったら分からなくもないけど、私がサスケのお部屋で見つけちゃったこれは、絶対うちはのカラーには染まらない!!

…筈。

だって、これ、あからさまにいかがわしさ満載だし!
一般的で大衆向け過ぎるし!
表紙の、金髪巻き毛ロングの化粧の濃い巨乳のお姉さんが、ほぼ全裸で女豹のポーズでウィンクしながら投げキッスとか、大っぴらに桃色空気を醸し出し過ぎてて、やっぱり、なんか、『うちは』とサスケの好みに、これはそぐわなすぎる!!!!

…と、思う。
自信はないけど。

でも、根拠はある!!
だって、こないだ木の葉の繁華街でサスケに声かけて来た、肉食系のセックスアピールに富んだ格好したお姉さんを、サスケ、品がないって言って嫌厭してたし!

私から見て、結構色っぽくて綺麗な人だったから、美人な事指摘したら、幾ら顔が良くてもあれは無いとか言って、すっごい嫌そうな顔してたし。

この表紙のお姉さん、あの人と顔も髪の毛の色も全く似てないけど、でも、サスケが嫌がってたあの女の人の持ってた退廃的で気怠げな雰囲気は良く似てるし…。

普段そういう事はあんまり突っ込んで聞いたりしないようにしてたけど、その時はついつい興味が湧いて、ならばサスケはどんな人なら良いのか聞いてみたら、暫く考え込んだ挙げ句、そんな事に割く時間は無いけど、強いて言えば、料理
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