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戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
戦姫絶唱してないシンフォギアG〜装者達の日常〜
装者達のクリスマス・イブ
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誰よりも先に涙を拭って、大事な家族が笑っていられるように頑張らなくては……。

「あんまり泣いてると、まだ食べてないケーキがしょっぱくなっちまうぞ?」
「うう……そうよね……。泣いてばっかりじゃ、マムも心配するわよね……」
「心配ないのデス!こうして皆でクリスマスを過ごせて……セレナも元気で……だったら、アタシ達はまだ笑っていられるデス!」
「うん……だからこれは、悲しみじゃなくて嬉しさの涙……。我慢しなくてもいいし、流し終えればまた笑えるから……」

涙を拭いて、また笑い合いながら……。
離れ離れでも、同じ空の下で、同じクリスマスを過ごしている。

失った物を取り戻した一つの家族は、約束の日を目指し、また手を取り合うのだ。



──これは、歌い奏でる少年少女達が過ごした、それぞれの聖夜の物語。
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