戦姫絶唱してないシンフォギアG〜装者達の日常〜
装者達のクリスマス・イブ
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
誰よりも先に涙を拭って、大事な家族が笑っていられるように頑張らなくては……。
「あんまり泣いてると、まだ食べてないケーキがしょっぱくなっちまうぞ?」
「うう……そうよね……。泣いてばっかりじゃ、マムも心配するわよね……」
「心配ないのデス!こうして皆でクリスマスを過ごせて……セレナも元気で……だったら、アタシ達はまだ笑っていられるデス!」
「うん……だからこれは、悲しみじゃなくて嬉しさの涙……。我慢しなくてもいいし、流し終えればまた笑えるから……」
涙を拭いて、また笑い合いながら……。
離れ離れでも、同じ空の下で、同じクリスマスを過ごしている。
失った物を取り戻した一つの家族は、約束の日を目指し、また手を取り合うのだ。
──これは、歌い奏でる少年少女達が過ごした、それぞれの聖夜の物語。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ