暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep15永き悲劇の結末へ〜Curtain fall〜
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治に魔力を注いでもらってる。

「シャルちゃん、ルシル君!」

そんな時、なのはが大声を上げながら医務室に入ってきた。遅れてフェイトが「なのは、気持ちは解かるけど静かに!」って入ってきた。

「ど、どうしたの2人とも。そんなの慌てて・・・!?」

静かな医務室だったから、いきなりの2人の来訪にビクッとなっちゃった。ルシルも驚いて、でも「何かあったのか?」ってすぐに落ち着きはらった声で尋ねた。

「ルシル君。ルシル君の魔術で、リインフォースさんを助けてあげること出来ない?」

「「はい?」」

一体何の話?って思っていると、フェイトが「実は、夜天の書を破壊するって話が出てるんだ」って教えてくれた。

「夜天の書の破壊? だって暴走していた部分である防衛プログラムが消えたんだから、もう解決したんじゃないの?」

小首を傾げていると、「それは管理局の方針か?」ってルシルが確認を取った。

「ううん、違う。それ・・・リインフォースさんからのお願いなの。せっかくはやてちゃんから名前を貰って、出逢えて、これから一緒に過ごして行けるって言うのに、こんなのってないよ・・・」

なのはは零れる涙を袖で拭って、そんななのはをフェイトが支えていた。私はフェイトに「詳しい話を聞かせて」とお願いする。

「・・・うん。夜天の書を狂わせてた防衛プログラムは無事に破壊できたんだけど、でもすぐに夜天の書の本体が防衛プログラムを再構築するんだって。だから・・・」

「なるほど。再びあの厄介な力が戻るわけか。確かにそれはまずいな。はやてがまた侵食されたら、今度こそ彼女の命の保障がない。それを危惧しての破壊の申し出、というわけなんだな・・・」

「うん。そういうことみたいだよ」

「だからリインフォースさんは、その防衛プログラムが消えているうちに自分を破壊するように言ってきたの・・・」

そんなのってない。やっとはやてと逢えたというのにあんまりじゃない。今まで苦しんできた“夜天の魔導書”を破壊するなんて・・・って。ちょっと待って。

「ねぇ、シグナム達は? 守護騎士の大元の夜天の書を破壊したら、シグナム達も一緒に消えるんじゃないの?」

「あ、ううん。シグナム達が言うには、防衛プログラムと一緒に守護騎士プログラムも本体から切り離したんだって。だからシグナム達は消えずに残ることが出来るって・・・」

「そっか・・・。それはなんて言うか、良かった。・・・って、手放しで喜べないよね」

シグナム達が残っても、そこにリインフォースが居ないのはあまりに酷い結末だ。

「はやては、まだ眠っているのか?」

「うん。だから・・・この事についてはリインフォースの独断なの」

これはちょっと嫌な予感がするね。今のリインフォ
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