処罰
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げる。
「…良かったなカンダタ…ターゲルさんが優しい人で…命拾いしたな!」
カンダタの首根っこを掴んでいた手を離し、冷たい瞳で呟くリュカ…。
そして皆が一斉に息を吐き、安堵に包まれた!
カンダタだけは脂汗をかいているが…
「勇者様…これをお持ち下さい」
和やかな雰囲気になった時、ターゲルがアルルに大きめの袋を手渡した。
「お約束の黒胡椒です。もし足りないのであれば何時でもお越し下さい!今後一生、貴女様からは代金は取りませんので…」
「ありがとうターゲルさん」
黒胡椒を受け取ったアルル達は、黒胡椒屋を後にする…
そして宿屋へと向かう中、ウルフがリュカに確認の為尋ねてみる…
「なぁリュカさん…本当はターゲルさんがカンダタを殺す事はないと思ったから、あんな事をしたんだよね!?」
完全に単なる確認だ…ウルフはそう信じてる。
「………いや、きっと殺すと思ったんだけどねぇ〜…予想が外れた。残念だったなぁ〜」
何時もの軽い口調で嘯くリュカ。
多分嘘だ…ウルフの思いが正解であろう…
きっとそうに違いない………はず……と思う…
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