第57話
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つ”力”、結社や黒の工房を超える技術があり、”覇道”を歩むメンフィルとは全く逆の方法である”王道”で人間に限らず多くの種族との”共存”を目指す”匠王”ウィルフレド・ディオンを始めとしたユイドラの”工匠”達の技術力、”激動の時代”に巻き込まれたクロスベルが”激動の時代”を乗り越えられるようにクロスベルを導いてくれる存在になってくれる”王”――――――”メルキア中興の祖”と称えられた”簒奪王”ヴァイスハイト・フィズ・メルキア―ナとその好敵手にして親友たるヴァイスハイトと並ぶもう一人の”覇王”である”暴王”ギュランドロス・ヴァスガンと二人の”覇王”を支えた仲間達、そして――――――”巨イナル黄昏を確実に滅ぼせる存在”たるセリカ・シルフィルとその仲間達が存在する世界であるディル=リフィーナをゼムリア大陸と繋げた理由よ。」
「”巨イナル黄昏を確実に滅ぼせる存在”ですって!?一体何者なのよ、その”嵐の剣神”は…………?」
「今までの話の流れからしてその”セリカ・シルフィル”とやらは神や魔王と並ぶ”超越者”の類である事には気づいておったが…………その”セリカ・シルフィル”とやらもまさか”神”か”魔王”の類なのか?」
レンの説明を聞いたその場にいる全員が血相を変えている中クロチルダは信じられない表情で声を上げ、ローゼリアは真剣な表情でレンに訊ねた。
「クスクス、セリカお兄さんはむしろその”神をも超えた存在”よ?」
「か、”神をも超えた存在”…………?」
「!まさかそのセリカさんという方は…………!」
小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンが口にした言葉にエリオットが不安そうな表情をしている中、察しがついたエマは真剣な表情を浮かべた。
「ゼムリア大陸では”嵐の剣神”なんて異名がついているセリカお兄さんだけど、ディル=リフィーナではこの異名を世界中に轟かせているわ――――――”神殺し”という異名――――――いえ、”忌み名”をね。」
「か、”神殺し”っ!?」
「い、異名からしてとんでもなく物騒な異名だが…………」
「そのセリカって人はその異名通り、”神を殺した存在”なの?」
レンが口にした驚愕の事実に周囲の人物達が驚いている中アリサは思わず声を上げ、マキアスは不安そうな表情をし、フィーは真剣な表情で訊ねた。そしてレンは”神殺し”の一般的な説明をした――――――
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