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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第57話
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い歴史ではリアンヌの身に何があったのじゃ!?」
アンゼリカの指摘に感心した後に答えたレンの答えにその場にいる全員が血相を変えている中サラは厳しい表情で声を上げ、エリオットは悲痛そうな表情をし、ローゼリアは厳しい表情で訊ねた。

「詳しい経緯は長くなるから省略するけど、リィンお兄さんとCがそれぞれの騎神を操縦してアリアンロードが操縦する騎神――――――”アルグレオン”と戦って、激闘の末リィンお兄さんとCが勝利してリィンお兄さん達の説得でアリアンロードがリィンお兄さん達の仲間になりかけたのだけど、そこに”金の騎神”を操縦するルーファス・アルバレアが”精霊の道”による転位でアルグレオンの背後から”不意打ち”をして(ケルン)の中にいたアリアンロードにアルグレオンごと”止め”を刺したそうよ。」
「なっ!?ルーファスさんが!?」
「しかも”本来の歴史”ではルーファスさんが”金の騎神”の”起動者(ライザー)”だったなんて…………!?」
「”本来の歴史”ではそこまで”堕ちて”いたのですか、兄上は…………ッ!」
レンの説明によって驚愕の事実を知ったマキアスとエマは驚きの声を上げ、ユーシスは怒りの表情で声を上げた。
「という事はどの道、リアンヌが消える事は変わらなかったのか…………いや、リアンヌの記憶が残っていると思われる今のリアンヌが存在しているだけ、この世界の方がまだマシかもしれぬの…………」
「ロゼ…………」
疲れた表情で肩を落としたローゼリアをセリーヌは心配そうな表情で見守っていた。

「そのルーファス・アルバレアの件だけど、メンフィル・クロスベル連合が”焦土作戦”を受けたバリアハートを占領した際に、前アルバレア公爵の執事を務めていた人物から驚愕の事実を教えてもらったから、ルーファス・アルバレアの鉄血の子供達(アイアンブリード)入りはそのあたりが関係しているとレン達は推測しているわ。」
「兄上の…………アルノーは兄上の事について一体何を知っていたのでしょうか?」
レンの説明内容が気になったユーシスは複雑そうな表情でレンに訊ね
「ユーシスお兄さんも知っての通り、ルーファス・アルバレアは前アルバレア公とその正妻の間に生まれた”尊き血”を引くアルバレア公爵家の長男だったけど…………実はそれは真っ赤な嘘で、”ルーファス・アルバレアは前アルバレア公――――――ヘルムート・アルバレアの息子ではないのよ。”」
「え…………」
「ル、”ルーファスさんがアルバレア公の息子じゃない”って…………!それじゃあルーファスさんは一体誰の子供なんですか!?」
レンが口にした驚愕の事実にその場にいる全員が血相を変えている中ユーシスは驚きのあまり呆けた声を出し、マキアスは信じられない表情で訊ねた。

「ヘルムートの正妻とヘルムートが追放したヘルムートの弟
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