暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep52輝ける未来がため〜Road to the future〜
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「やったな!」
「うん。ギン姉、ノーヴェ。次に行こう!」
「ええ!」「おう!」
視線の先、ティアとチンクとウェンディの3人組と、エリオとキャロとディエチの3人組が残りのラギオンと戦っている。1体居ないことから、きっとティア達が片付けたんだ。あたし達も遅れていられない。お母さんの娘として恥ずかしくないように。
†††Sideスバル⇒なのは†††
「エクセリオン・・・バスタァァァーーーッ!!」
空に蠢く黒い蛇のようなゼルファーダに目掛けて砲撃を放つ。と、ゼルファーダは輪になった。その輪の内を通過する私の砲撃。砲撃をやり過ごしたゼルファーダは、それが嬉しいのかウネウネ踊り出して、両端が人の手の平に変化、拍手しだした。
「遊ばれてんじゃねぇかよ! しっかりしろ、なのは!」
「ヴィータちゃんこそ、さっきから遊ばれてるよね!」
「うっせぇな! あたしが遊んでやってんだよ!」
『いいえ、ヴィータちゃんの方が完全に遊ばれてますよ』
ヴィータちゃんの“アイゼン”の一撃はさっきから空振り続き。そしてフリーゲンを放てば、自分の身体である炎をバットの様な棒状に変形させて、打ち返してくるゼルファーダ。さっきからカキィン!と音がしているのはその所為だ。これを遊ばれていると言わなければなんて言うだろう、と少し真剣に考える。
「いい加減にしやがれってんだ!!」
――シュワルベフリーゲン――
また何発かのフリーゲンを放つ意固地なヴィータちゃん。ゼルファーダはまた幾つも枝分かれした棒状に変形して、フリーゲンを1度に全て打ち返した。ホームランだった。ランナー回れ回れ。じゃなくて、私は“レイジングハート”をバット状のゼルファーダへ向けた。
――エクセリオンバスター――
砲撃を撃つ。ゼルファーダが何かしようとしたけど、間に合わずに呑み込まれて消滅した。ヴィータちゃんは余計なことを、みたいな視線を向けてくるけど、今のはチャンスだったし。すると私がさっきまで相手していたゼルファーダが突進してきた。さらに大人しかった他のゼルファーダまで。どうやら怒りに触れてしまったみたい。
――シュランゲバイセン――
――ハーケンセイバー――
――ナイトメアハウル――
連結刃がゼルファーダの行く手を遮って、一瞬動きを止めたところにフェイトちゃんとはやてちゃんの魔法が直撃する。私はそれを見逃さずにエクセリオンバスターを撃って、ゼルファーダを掃討した。
「なんやヴィータ。遊ばれてたなぁ」
「守護騎士としていかがなものかと思うぞ」
『姉御。あんだけ打たれちまうと交代ものだぜ?』
『ヴィータは学習しない猪突猛進娘、っと・・・メモメモ』
「あ、てめっ、なにメモとか言ってんだよ、リエイ
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