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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep52輝ける未来がため〜Road to the future〜
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れるかと思った矢先、シールドを突破し艦体を掠っていった。発射ギリギリでフォヴニスを討ったおかげだろう。それで尾が揺らぎ砲撃の射線がずれたんだ。
安堵しつつゆっくりと消滅していくフォヴニスを眺める。空を見上げ、視力を強化する。シャルとアグスティン、それに魔族が何体か居た。
「アグスティン!・・・ん? セレスの亡き今、もしかすると・・・」
追加召喚された魔族を見た私は、魔導師となった私でも戦える手段に気付き、シャルへと念話を繋げる。
『聞こえるか、シャル! 界律が正常に戻った今、君の“アレ”が発動できるはずだ!』
†††Sideルシリオン⇒リエイス†††
フォヴニスの砲撃は“ヴォルフラム”に直撃することなく掠っていった。おそらく最後、高町なのはとフェイト・テスタロッサ・ハラオウンの攻撃によって、射線をずらされたのだろう。
「魔族。ゼルファーダにフォヴニス、ファノにアルトワルド。そして・・・ヨツンヘイムの王・・・アグスティン言うたか? いくらシャルちゃんでも、たった1人やとあの数はキツイはずや・・・!」
ブリッジの艦長席から立ち上がった主はやては、決意したかのようにそう告げた。私は「出ますか?」と尋ねると、主はやては「来てくれるか、リエイス?」の問いに、私は「もちろんです」と返す。
「シグナム、ヴィータ、リイン、アギト、エリオ、レヴィ、戦闘準備。シャルちゃんの負担を少しでも減らすために、私らも出るよ。シャマルとキャロとルールーは、なのはちゃんとフェイトちゃんの治療、ザフィーラは護衛。ええな?」
主はやての指示に、みなが『了解!』と答えた。ナカジマ姉妹とティアナ・ランスターは待機だ。彼女たちの肉親であるアグアマリナとアマティスタが還ったことは、シグナムからの通信で聴いている。主はやてはそんな彼女たちに待機を無言で指示。
『『あたし達もいきます!』
しかし、ティアナ・ランスターとスバル・ナカジマから、出撃したいと告げられた。艦長席にのみ展開されたモニターに、ナカジマ姉妹とティアナ・ランスターの決意に満ちた顔が映し出される。主はやては少し彼女たちの顔を見詰め、「みんなで行くよ」と微笑んだ。彼女たちもまた『了解!』と答え、通信を切る主はやて。
「行くよ、リエイス」
「はい」
そして私たちは、シャルロッテとアグスティンの戦いを妨害する魔族の討伐に出た。
†††Sideリエイス⇒シャルロッテ†††
――風雅なる赫沫の散々華――
ファノの散弾のような羽根を避け、
――我が往くは天の覇道――
白銀の雷弾となって突っ込んできたアルトワルドも避け、
――慈悲すら許さぬ業火――
ゼルファーダの突進を“キルシュブリューテ”で弾き飛ばす。
――|制圧せし氷狼
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