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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep43オラシオン・ハルディン〜War in a Line of defense〜
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なわたし達は「大丈夫」って答える。レヴィちゃんはわたし達の身体を見回して「良かったぁ」って安堵の息を吐いた。
「それなら、今度はみんなでひと暴れしようか・・・!」
†††Sideキャロ⇒スバル†††
目の前で何隻もの“スキーズブラズニル”が沈んでいく光景に、あたし達地上班と地上部隊は唖然。
「やっぱりすごい・・・」
あたしたち全員の思っていることを代表して口にしたのは、さっき合流したエリオ。
ギン姉たちはもちろん、お母さんとティーダさんさえも“スキーズブラズニル”が簡単に撃沈されたことに驚いてる。
「最後の1隻が沈むぞー!」
「すげえ・・・」
「あれが、特務六課のエース・・・!」
そして最後の1隻が、あたし達と“オラシオン・ハルディン”の間に落ちていく様に、地上部隊のみんなが歓声を上げた。
そんなあたし達地上班は、“テスタメント”の地上戦力の“ガジェット”と、武装した構成員たちとの戦闘を地上部隊に任せて、後方をついて歩いている。
“オラシオン・ハルディン”攻略の一端を担っているために、地上部隊の前線隊長さんから魔力と体力を温存するように言われたからだ。
それに、“ヴォルフラム”であたしたち“六課”の全体指揮を執る八神部隊長からも通信でそうするように指示を出されてる。
「六課って、なんていうか凄過ぎっスねぇ」
“ライディングボード”の上に胡坐をかいて座るウェンディが、沈んでいく“スキーズブラズニル”から脱出したシャルさん達を仰ぎ見てそう呟いた。
「六課って言うよりも、なのはさん達やシャルさんがすごいんだと思うけど・・・」
「そうね、あたし達には無理だわ・・・単独であんなの墜とすなんて・・・」
あたしとティアはそれに対してそう返して、ちょっぴり落ち込む。
「今の二人の実力なら十分に墜とせると思うけど」
「僕もそう思うなぁ。あの崩壊の感じからして、スキーズブラズニルのコアを直接叩いたと思う」
「だからあんなにも綺麗に崩れていくんだから」
でもそれに反論するのがお母さんとティーダさん。お母さんはあたしを、ティーダさんはティアの頭をポンポンと叩いた。するとウェンディが「あたしもやってほしいっス!」と、また騒がしくなる。
お母さんは「はいはい♪」と嬉しいそうにウェンディの頭を優しく叩いた。ギン姉たちも声には出さないけど、顔には出しているのがあたしにでも判って、お母さんは1人ずつポンポンと頭を叩いた。
「え〜っと、ティアナ、僕もやろうか・・・?」
「・・・あ、その・・・いいです」
ティアとティーダさんはそんな感じで。ティアも恥ずかしがらずにやってもらえばいいのになぁ、なんて。
戦時下なのにこんな揺るんだ空気で居るあたし達は、直後、途轍もない
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