暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
EP51高らかに斉唱せよ、我はヨツンヘイム皇帝!〜Agustin〜
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護騎士一同、「了解!」と応えた。これでテスタロッサとセインテストの決着がついたのが判った。だけど地面に描かれた光る魔法陣はまだ消えてねぇ。

(セレス。お前はまだ続けるのかよ。もう、これ以上は・・・)

“アドゥベルテンシアの回廊”を見詰めながら、セレスのことを思う。

†††Sideヴィータ⇒エリオ†††

「あ・・・」

両腕の修復を終えたばかりのティーダさんが小さく声を上げた。僕の視線の先に置かれている白銃と黒銃が光となって消滅していく。

「・・・ルシル君が負けたのね。その2挺の銃は、ルシル君のモノだから」

クイントさんが呟く。ルシルさんが負けた、と。僕が誰とも言わずに「フェイトさんがルシルさんに勝ったんですね」と言うと、ティーダさんが「そうだろうね」と答えてくれた。きっと対人契約を成功させたんだ。そう思いたい。

「エリオ君、今度こそルシルさんと一緒に帰りたいね」

「うん。きっと帰れるよ。今度こそは」

キャロにそう答える。僕とキャロにとって、ルシルさんはフェイトさんと同じ親のようなもの。だから、今度こそ一緒に生きていきたいと強く思う。

『六課メンバーへ』

そこに八神部隊長から通信が入る。内容は2隻の戦艦“フリングホルニ”と“ナグルファル”が消失したというもの。そして僕たちはこっちに向かっている“ヴォルフラム”に乗って“エヘモニアの天柱”へ向かうというものだ。僕たちは「了解」と応えて、“ヴォルフラム”が来るのをただじっと待っていた。

†††Sideエリオ⇒はやて†††

“オラシオン・ハルディン”に到着した“ヴォルフラム”に搭乗して、私とリエイスはブリッジに入る。するとブリッジスタッフから「おかえりなさい」との出迎えの挨拶。私は「ただいま」と返してから艦長席に座って、ルキノ操舵長に「針路、エヘモニアの天柱」と指示。
ルキノ操舵長から『了解』と返り、傷ついた“ヴォルフラム”は動き出す。“オラシオン・ハルディン”の魔法陣が今も消えてないゆうことは、セレスはまだ儀式を止めずに戦っとる、とゆうことになる。それを止められるんは、なのはちゃんとシャルちゃんだけ。私らに出来るんは、戦い終えた仲間を迎えに行って、そしてセレスを連行することだけ。

「セレス・・・もうやめにせえへんか・・」

知らずそう呟いた時、“オラシオン・ハルディン”から生まれる強烈な閃光。閃光はあまりにも強く、薄暗くなった空を染め上げる。それと同時に“ヴォルフラム”の艦体が大きく揺れる。

「オラシオン・ハルディンから強大な魔力反応! 魔力値測定・・・不可! 振り切れてしまいます!」

「ヴォルフラム駆動炉に異常発生! 出力が低下!」

以前にも似たような報告があったんを思い出す。これはエルジアでの“女帝の
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