暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep46滅亡と創造へのカウントダウン〜Madness and sanity〜
[7/7]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
』と返した。それにまた反論するのがシグナムさんで『今は一刻も早くカローラを止めるのが先決だ!』と怒鳴った。
みんなが沈黙する。そんな中に撃ち込まれてくる砲撃。この場所と“騎士の洗礼”間の距離もそうだけど、威力も発射スピードもすごく遅くなっていて、射線も甘いから余裕で回避できる。手動でのプログラミングというのは本当みたいだ。
――冷徹なる極雪の凍波――
だけどフィレス空士、というよりメノリアから放たれる攻撃が厄介だった。あまりに正確、あまりに無慈悲。当たれば間違いなくただじゃ済まない。
『・・・判った。なのは、フェイト。ここはみんなを信じて、私たちはセレスの元へ向かう』
『・・・了解。なのは、行こう』
シャルちゃんとフェイトちゃんからそう告げられる。私ははやてちゃん達に視線を移す。目の合ったみんなは力強く頷いた。私もシャルちゃんに『了解』と返して、みんなにも『気を付けて』と告げた。
「ここから先へは行かせない! メノリア!!」
――吹き抜ける氷界の北風――
メノリアの指先から放たれる蒼い衝撃波。私とシャルちゃんとフェイトちゃんはギリギリで避けきれた。
――
紫光掃破
(
ハーツイーズ・ドライヴ
)
――
さらに追撃してこようとしたメノリアへとレヴィが砲撃を放つ。そのおかげで、私たちはフィレス空士を突破することが出来た。追撃されないようにさらにスピードを上げて飛ぶ。
「一基でもいいから潰しておいた方がいいよね・・・!」
――
光牙十紋刃
(
タオフェ・クロイツ
)
――
“オラシオン・ハルディン”を抜ける前、“騎士の洗礼”の1基に近付いたシャルちゃんが巨大な十字架型の斬撃を放って、砲撃発射直前だった“騎士の洗礼”の中間辺り破壊した。砲撃は撃たれることなく、その“騎士の洗礼”は機能停止した。
「急ぐよ、2人とも・・・!」
「「うん!!」」
そうして私たち3人は、セレスさんとルシル君の居る“エヘモニアの天柱”を目指して空を翔ける。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ