暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep46滅亡と創造へのカウントダウン〜Madness and sanity〜
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「私は外から白天王やヴォルテールと一緒に艦隊の協力をする」
「わたしもルーテシアの護衛として外から攻めるよ」
「それじゃあ私とギンガとスバルは、艦内での破壊活動ね。あと、チンク達は残念だけど地上でお留守番ね」
「お手伝い出来ないのは悔しいですが、母上の言う通りに我々は地上で待機しましょう」
「仕方ないよね。神秘っていうのが使えないんじゃ」
「ああ、こればっかりはな」
「えー、そんなのイヤっスよ〜。つまんないっス〜」
「ウェンディ、私の娘ならちゃんと言うことを聞いてね」
「むぅ〜、ママリン、そのまま居なくなっちゃうとか嫌っスからね、ちゃんと帰ってきてほしいっス」
「大丈夫。ちゃんと戻ってきて、おとーさんにも、みんなにもきちんと挨拶をしてから旅立つから」
「・・・ティアナ。僕たちも艦内での破壊活動だ、いいね」
「はい。望むところです」
“フリングホルニ”と“ナグルファル”攻略組は、艦隊戦が繰り広げられている戦場に向かう準備をし始めた。そして私たちも“エヘモニアの天柱”に行くために立ち上がる。と、はやてちゃんがシャルちゃんのところにまで駆け寄ってきて、シャルちゃんを抱きしめた。
「これできっと最後や。そやから・・・元気でな、シャルちゃん。ホンマにありがとう」
「・・・こっちこそありがとう。みんなも元気でね」
ここでシャルちゃんと別れるみんなにとって、シャルちゃんと直接会って話すのこの場で最後になる。みんなもそれに気付いて、思い思いにシャルちゃんとお別れの挨拶を交わしていく。リエイスさんも、シャルちゃんに握手を求めて何度もお礼を口にしていた。
ここに来る前に立てた作戦通りに行けば、私ひとりでシャルちゃんを送り出すことになる。1ヵ月と居ることの出来なかったシャルちゃん。私、最後は笑ってシャルちゃんを送り出すことが出来るのかな・・・?
「さて、お別れの挨拶も出来たし。行こうか、なのは、フェイト」
「もういいの・・・?」
「ほら、よく聞くでしょ。別れは長引けば辛い、って。こうしてみんなが笑顔でいる中でお別れした方がなんか良くない?」
そう言ってシャルちゃんはみんなに手を大きく振った。みんなもそれに応えようと手を上げたその時、“オラシオン・ハルディン”に異変が起きた。“女帝の洗礼”の周囲を空色の光線が走って、妙な図形を描いていく。
さらに“女帝の洗礼”からいくつもの光線が地面を走って周囲に伸びていく。私たちがその突然の事態に戸惑っている中、シャルちゃんはひとり空に上がる。空から現状を把握するみたい。
「なに・・・!?」
――冷徹なる極雪の凍波――
“円卓”の奥の方角から、シャルちゃんに向けて蒼い吹雪の砲撃が放たれてきた。シャルちゃんは私た
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