暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep42第二次オムニシエンス決戦開戦〜Final Stage〜
[7/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
れ去り消滅した。

・―・―・―・―・―・

――スキーズブラズニル2番艦・甲板

なのははシャルロッテのカートリッジを1発ロードして、“スキーズブラズニル2番艦”の障壁を突破、甲板へと降り立った。直に降り立って「大きい・・・」と、その大きさを改めて実感していた。

「レイジングハート。シャルちゃんから貰った見取り図から見て、操舵室はどこ?」

≪ここから船尾へと向かって距離800m。ちょうど船体の真ん中です≫

なのはは“レイジングハート”からの返答に思案している。そんな中、前方から“ガジェット”の群れがこちらに向かって来ているのが見えた。

「レイジングハート、ここからガジェットとコア、纏めて撃ち抜ける・・・?」

≪もちろんです。マスターと私の前に撃ち貫けぬものなどありません≫

なのはの問いに自信満々で答える“レイジングハート”。

「あはは、そうだね。それじゃあディバインバスターで一気に決めるよ・・・!」

それを聞いたなのはは、戦時下でありながら笑みを零した。そしてなのはのディバインバスター・エクステンションによって、“スキーズブラズニル2番艦”は沈んだ。

・―・―・―・―・―・

――スキーズブラズニル3番艦・内部

“スキーズブラズニル3番艦”内部を、黄金の閃光が目にも留まらぬ疾さで翔ける。フェイトも他のメンバー同様にシャルロッテのカートリッジを1発ロードして障壁を突破、そのままの勢いで内部へと突撃していた。

「バルディッシュ、操舵室まであとどれくらい・・・?」

≪このまま直進。距離400m≫

「ん、了解」

通路を全速力で飛行して操舵室を一直線に目指すフェイト。そんな彼女の前に“ガジェット”のV型が姿を現す。

「プラズマランサー」

≪Get Set≫

「ファイア!!」

フェイトは一瞬の迷いも見せずに、前方の“ガジェット”V型へと5発のプラズマランサーを射出。神秘対策の無い“ガジェット”は、AMFを展開していたにも関わらず防げず、フェイトの攻撃を受け爆散した。フェイトはスピードを落とさずに直進、そして広い操舵室へと辿り着いた。

「これがコア・・・」

フェイトの目の前に、細長い正八面体の青いクリスタルが浮いていた。フェイトは“バルディッシュ”をザンバーフォームへと変える。

「はぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

――ジェットザンバー――

コアへと全力の振り下ろしの一撃を叩きこんだ。火花を散らし拮抗する黄金の刃とコア。そしてパキンッと音が操舵室に響き、コア全体にヒビが走っていく。フェイトは任務完了と判断して、すぐさま“スキーズブラズニル3番艦”から脱出するために、操舵室を後にした。

・―・―・―・―・―・

――スキ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ