暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep42第二次オムニシエンス決戦開戦〜Final Stage〜
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は確か操舵室にあるはずだから、発見次第、即時破壊ってことでよろしく!』

シャルロッテは、なのは、フェイト、アギトとユニゾンしているシグナム、リインフォースUとユニゾンしているヴィータへとそう告げる。そして、彼女が憶えている“スキーズブラズニル”の見取り図データを“トロイメライ”から各デバイスへと送信する。受信を終えたことを確認したなのは達はそれぞれ『了解』と返し、5人は一斉に散開して戦場へと向かおうとする“スキーズブラズニル”の甲板へと突撃していった。

・―・―・―・―・―・

――スキーズブラズニル1番艦・甲板。

水色の刀身を持つ長刀型デバイス“トロイメライ”を手にしたシャルロッテは、一対の真紅の翼を羽ばたかせ、“スキーズブラズニル1番艦”の障壁を突破して甲板に降り立った。全長2000m、全幅300mの巨大帆船“スキーズブラズニル”。その操舵室のある内部へと進入するために、甲板を歩きだそうとしたとき、“ガジェット”T型とV型、その数40機が姿を現した。

「・・・面倒だし、時間も掛けられないから手早く終わらせてもらうよ。トロイメライ!」

≪Explosion≫

炎牙(フェア)・・・」

≪Verbrennen≫

崩爆刃(ブレンネン)!!」

真紅の炎を纏った刀身から放たれる、爆発力の高い炎刃の一閃が甲板目掛けて打ち込まれた。直後、甲板は船体を揺らすほどの大爆発を起こし、迫り来ていた“ガジェット”群もろとも甲板は内部へと崩れ落ちた。

「あ〜あ、結構もろいな。やっぱりオリジナルに遠く及ばないレプリカか。そりゃそうだよね。8隻も召喚すれば、1隻に対する神秘も脆くもなるか」

崩壊に巻き込まれないように宙に避難していたシャルロッテは“トロイメライ”を右肩に担ぎ、ゆっくりと降下、ずっと奥に青く光るコアを見つけた。

「はい。これでまずは1隻。げ〜きちん♪」

≪Explosion≫

シャルロッテはカートリッジを4発連続ロードし、“トロイメライ”の刀身に漆黒の影を纏わせる。


凶牙(シャッテン)・・・奈落刃(ヘレ)!!」

そして大きく振り上げ、術式名の叫びと共に振り下ろした。振り下ろされた刀身から7つの影の刃が螺旋を描きつつ、真っ直ぐにコアへと向かって、コアを粉砕した。それから数秒、“スキーズブラズニル1番艦”の船体が大きく揺れ始め、高度を徐々に落としていく。シャルロッテは崩壊に巻き込まれないために脱出。

『えーっと、キャロかルーテシア、聞こえる?』

“アギラス”相手に戦っているキャロとルーテシアに念話を入れる。彼女は2人に対しあるお願いをした後、次の“スキーズブラズニル6番艦”へと目指す。そして、“スキーズブラズニル1番艦”は地面に沈む前にボロボロと崩
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