暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep42第二次オムニシエンス決戦開戦〜Final Stage〜
[3/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
勝たなければ、管理局は破壊される! 中でも本局の破壊だけは何としても防がねばならない!」
時空管理局と“テスタメント”の最後の戦い、第二次オムニシエンス決戦。管理局と世界の存亡を懸けた決戦の火蓋が切って落とされた。
≪ここの通行料は高いぞ。 もちろん出世払いは不可だ≫
≪さあ、決着をつけようか! 偽善者共め!≫
≪斃れたすべての戦友たちの無念よ、蘇れ・・・!≫
“アギラス”200機のリーダー格から、200人を超える航空隊へと通信が入る。確認できるエンブレムは12種類。すでに全滅しているはずの部隊の姿もあった。
『この戦闘に勝って、あなた達テスタメントを止めて、世界の平和を取り戻す!』
≪平和を取り戻す、だと? この戦いの火種を生み出した管理局が、ふざけるなッ!≫
航空隊員の1人が“アギラス”部隊の先頭を翔ける牡羊座部隊アーリエス・リーダーへとそう言い放った。すると人工AIでありながら鼻で笑うという人間臭さを以って返答する射手座部隊サヒタリオ・リーダー。
この会話が開戦の合図となり、“オムニシエンス”の空で人間と機械の熾烈な空戦が始まった。人としての小ささを活かした事細かな機動の航空隊と、大きな機体とAMFを活かしたダイナミックな機動の“アギラス”部隊が衝突する。
エアインテークが弱点だと判明しているが、上手くそれを突けない航空隊が少し押され始める。
「フリード! ヴォルテール!」
――ブラストレイ――
――
大地の咆哮
(
ギオ・エルガ
)
――
そこに航空隊を巻き込まないように、エリオとキャロが駆るフリードリヒと、その後方に佇むヴォルテールから炎熱砲撃が放たれる。一斉に回避運動を執った“アギラス”だったが、何機かが直撃を受け消滅した。
――
紫光掃破
(
ハーツイーズ・ドライヴ
)
――
そして今度は“モード・バスター”のレヴィによる砲撃が、航空隊と空戦を繰り広げる数機の“アギラス”を捉える。しかし撃墜させることが出来ずに終わり、「あーもぉ」とレヴィが不満そうに呟いた。
「エリオ君、アギラスが来た!」
レヴィがひとり“アギラス”の密集空域へ向かった直後、エリオとキャロの2人が乗るフリードリヒへと上空から迫る“アギラス”が6機。エンブレムは少女の横顔にリボン。乙女座部隊ビルゴだ。レヴィがそれに気付き反転してくる。レヴィが戻るより早く6機のビルゴが、フリードリヒへと砲撃を撃とうとした。しかしその瞬間、遥か後方より途轍もないエネルギーを伴った砲撃が一直線にその6機を破壊していった。
「アレは・・・!」
「なんで・・・!?」
「ええぇぇぇぇッ!!?」
振り返った視線の先、キャロの従えしヴォルテールと並ぶ巨大な白き怪物が居た。エリオとキャロとレヴィは驚愕する。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ