暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep34信じがたきもの〜Last interval〜
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って謝る。日時表を確認すると、時刻は8時過ぎ、日にちは11月やなくて12月になっとった。4日も眠っとったらしい。これはさすがに眠り過ぎやと思って、2人を起こさんように気を付けてベッドから出ようとしたんやけど・・・。

「・・・ん・・・ぅあ? はやて・・・? はやて!」

「ほぇ? どうしたですか、ヴィータちゃん・・・って、はやてちゃん!!」

起こしてしもうた。口元によだれを垂らした跡のある2人が勢いよく起き上がって、それはもう体当たりと言わんばかりの抱きつきをしてきた。何度も何度も私の名前を呼んでくれる愛おしい家族。私はそれに「ごめんな」って謝ることしか出来ひん。それから頭を撫でていると、ようやく2人も落ち着いてきた。

「はやてちゃんが全然起きないですから、リイン達は本当に心配したんですよ」

最後にリインがみんなの気持ちを代弁するように言うて、私は何度も「ごめんな」とか「ありがとな」を繰り返して、ようやくこのやり取りも終わった。
それからすぐに制服に着替えて、“六課”のオフィスに向かう。眠ってしもうてた時間を少しでも早く取り戻さなあかんからな。

†††Sideはやて⇒なのは†††

はやてちゃんがオフィスに顔を出した。もちろん隊は歓迎ムード一直線。4日間も眠っていた以上は仕方ない。

「みんなに心配かけてしまったことはホンマにごめん。でも私はもう大丈夫やから。これからもよろしくお願いします」

そしてはやてちゃんは、取り囲んでいるみんなに向かって勢いよく頭を下げてから敬礼した。私たちも「お願いします!」と敬礼、微笑みをみんなで交わす。はやてちゃんは一直線に部隊長の執務デスクに向かった。

「・・・ふぅ、ここに来るまでにヴィータとリインに聞いた。管理局がテスタメントに協力を求めとることも、六課が現在活動休止命令を受けとることも。そやけど・・・」

椅子に腰かけて、神妙な面持ちでそう切り出した。私たち隊長陣がはやてちゃんのデスクの前に集まる。

「うん。シャルちゃんとクロノ君も言っているし、私たちもそう思ってる。テスタメントはその提案を絶対に呑まない。それは、今私たちが判ってる彼らの目的に沿わないから」

「復讐と改革。そこに協力するという選択肢はない、とゆうことやな」

シャルちゃんに視線が集まると、シャルちゃんは「上層部は楽観してるけどね」と苦笑。そう、上層部はそうは考えていないようで、何度も“テスタメント”に協定を結びたいと提案しているとリンディさんから報告を受けてる。“テスタメント”からの返答は未だに無いようで、だからこそ私たち“六課”は動けない。

「起きても何も出来ひんとゆうことか。でも、なのはちゃん達は何か掴んどるんとちゃうか? まさか、ずっと何もせえへんと待機しとった、なんてこ
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