暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep30レスプランデセルの円卓〜Decisive battlefield〜
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
けど♪

「プラズマ・・・スマッシャーーーーーッ!」

フェイトは左手を翳して、プラズマスマッシャーを放った。

†††Sideシャルロッテ⇒フェイト†††

私が待ち構えていた位置にルシルを誘導してくれたシャルに感謝の視線を向けて、そして用意していた砲撃をルシルに向けて撃った。ルシルは左手に大鎌じゃなく長槍を作り出して、スマッシャーの先端に投擲、スマッシャーが長槍に掻き消されていく。長槍の勢いはなくならず、そのまま私に襲いかかる。

≪Sonic Move≫

長槍を回避。すぐにルシルの姿を確認しようとしたけど、見失ってるのに気付いた。しまった。と思った矢先に、ルシルが真下から飛び上がってきて目の前に現れた。

「ルシ――っ!」

掌底が私の胸、正確には心臓の位置に打ち込まれようとしている。ほぼ無意識にザンバーフォームの“バルディッシュ”の刀身を盾にして1撃目は防御。

「っく!」

すぐさま放たれた2撃目のハイキック。をしゃがむことで回避。後ろ髪が蹴りで起きた突風に遊ばれる感覚を得る。身体を撥ね上げるようにしてルシルの背後(翼が本当に邪魔だけど)に回り込む。

――ジェットザンバー――

“バルディッシュ”を一閃。ルシルはバック宙することで私の攻撃を回避。そこに迫るシャルの魔力刃。

刻め(コード)・・・汝の天災(ウリエル)・・・!」

「「魔術!?」」

ルシルの指先から蒼雷の斬撃が放たれて、シャルの真紅の魔力刃を相殺した。ルシルはさらに私たちから距離を取ると右手を頭上に翳して、ヨツンヘイムの魔法陣を展開した。

――次元跳躍散弾砲撃(ペカド・カスティガル)――

魔法陣から放たれる蒼いスフィアが12基。そこに“ヴォルフラム”から通信が入る。記録されていた散弾砲の魔力を探知した、と。今空に放たれたのが散弾砲なら、明らかにまずい状況だ。

「シャル!」

「私が対処する! フェイトはルシルをお願い!」

威力はおそらく今まで見せてきた以上のものに違いない。だからここは確実に対処できそうなシャルに任せないといけない。ルシルはそれっきり戦おうとはせずに、はやてとリインフォースの居る場所へ行こうとしていた。後れを取った。先行したすぐさまルシルを追い掛ける。ルシルを追って飛行する中、地上の現状が視界に入る。

「混戦してる・・・!」

8基の塔と10基の砲台から放たれる砲撃によって、“レジスタンス”に近付けない支援部隊。幹部たちと再び戦いを始めたなのは達。ほぼ混戦状態と言ってもいい。
“クラウディア”、“ヴォルフラム”、“アガメムノン”。3隻の艦載魔導砲が、“エンペラトゥリス・バウティスモ”と、その周囲の施設に向けられて放たれるけど、見えない障壁で完全に防がれている
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ