暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep30レスプランデセルの円卓〜Decisive battlefield〜
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砲撃に相殺された。竜巻は相変わらず止むことなく、私の攻撃を弾いていく。半端な砲撃は通用しない。だったら。“ブラスタービット”をコントロールして、アレッタ三佐の竜巻を4方からロックオンする。私は“レイジングハート”に「カートリッジロード」と指示。
≪All right. Load cartridge≫
シャルちゃんのカートリッジを1発ロード。
「スターライトブレイカー・マルチレイド、スタンバイ」
“レイジングハート”と“ブラスタービット”4基に魔力が集束していく。アレッタ三佐も魔力の凄まじい増大に気付いたのか、竜巻の密度を減らして視界を確保している。でもそれがアレッタ三佐の敗北に繋がる。防御を薄くして、この一撃を防ぎきることは絶対に出来ない。
「(狙うは戦闘不能。やり過ぎて消滅させてはダメ・・・難しいけど)やるしかない!」
かなりの綱渡りだけど、アレッタ三佐の自慢の防御力は嫌というほど知っている。だからこれを受けても・・・きっと大丈夫。
「見てください、アレッタ三佐。これが高町なのはの今の力です・・・!」
≪Starlight Breaker Multi-Raid≫
「ブレイカァァァァーーーー!!」
収縮した魔力が、今度は一気に爆ぜて特大の砲撃となった。一直線にアレッタ三佐の竜巻に向かって行って着弾、大爆発を起こす。
直前までアレッタ三佐の離脱は確認できなかった。ただ見えなかったのか、あのまま受けたのか。答えはすぐに出た。煙幕が晴れてクリアになると、アレッタ三佐がずっと奥の方に居た。甲冑の大半が砕けた様で。
「スターライトブレイカー。防ぐ自信はあったんだが、そう簡単にはいかないな」
半分以上砕けた兜を放り捨てて、そう苦笑しながら言った。
「アレッタ三佐。投降してくれませんか?」
「投降? 俺たちが人間じゃないのは知っているだろう、高町。だから俺たち幹部に投降という選択肢は無い。そもそも、目的からして、管理局に下るなど・・・ありえん!!」
これ以上の戦いも無駄だからと思っての投降勧告だったけど、アレッタ三佐は受け入れてくれなかった。そうだ。今さら応じるわけもないのは解かっていた。でも、私はアレッタ三佐とこれ以上戦いたくはなかった。
(来る!)
そう思って身構えた時、頭上を流れる白銀の閃光。私はそれを見て、エルジアとオーレリアで見た次元跳躍砲撃だとすぐに判った。どこから撃たれたのかと周囲を見ると、すぐに視界に入るとんでもなく高い塔が数基。高さは変わっていても、それはシャルちゃんとルシル君の記憶の中で見たモノだと思いだす。
「どういうことだ? 何故円卓の結界を解除して洗礼の一撃を・・・!?」
(アレッタ三佐も事態が呑み込めていない・・・?)
困惑
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