暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep17オーレリアの秘密工場〜Weapons factory〜
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フォースがユニゾンを果たして成る形態、ゼーゲン・リッターとなり、“レジスタンス”を率いて内紛を治める姿。

「レジスタンスの装備がエルジアの時と桁違い・・・!」

「物理攻撃をほとんど無効化してますよ・・・!」

「それだけじゃなくて魔法攻撃もです」

「動きも全然違う。この短期間でこんなに動きが良くなって・・・!」

“レジスタンス”の着込んでいるコート風のバトルスーツの効果、そして洗練された集団・戦闘行動を見て驚愕する面々。それだけでなく手にしている武器にも目が行き、その威力に唖然となる一同。

「持ってる銃、魔導師の防護(フィールド)を完全に抜いてダメージを与えてますね」

「そや、幹部たちだけやなくてレジスタンスもまた脅威になりつつある。魔導師にも対抗できる程の武装を手に入れたレジスタンス。そして圧倒的な戦力を持つ幹部たち」

10日間で魔導師にも対抗できるほどの力を手にした“レジスタンス”。短期間で魔導師への脅威レベルが急上昇していた。

「ねぇ、はやてちゃん。スキーズブラズニルが必ず立ち寄るこのオーレリアって・・・」

「第35管理世界オーレリア。37年前まで第50管理世界レサスとの戦争において様々な兵器を開発していた世界や。今はもう兵器産業はしてへん。そやけど、もしかするとレジスタンスの武装と何らかの関係がある、かもしれへん」

なのはの神妙な表情での言葉に、腕を組んで椅子にもたれたはやてがそう返す。

「まさか・・・秘密裏に開発している武装をテスタメントに流してるってのか?」

それを聞いたヴィータが信じられないといった風にそう言う。シグナムは「うむ」と頷いて、はやてへと視線を移す。

「主はやて、テスタメントとの協力を提案した世界にオーレリアは?」

「無い。無いんやけど・・・」

シグナムの問いにはやては即答。しかしオーレリアと“テスタメント”の関係を疑っているのか表情は晴れない。

「そやからハッキリさせるために、これからオーレリアへと向かう」

はやてが立ち上がって全員を見渡した後、スバルとティアナへと視線を移して、「スバル、ティアナ。行けるか?」そう尋ねた。万が一、クイントとティーダと出会ったら、2人と戦えるのか、という意味を含んだ問いだ。
スバルとティアナは即答することは出来ず、少し間を置いてから「はい」と返答した。リインが「それではヴォルフラムへ」と言って会議場の出入り口へと向かおうとしたとき、はやてが「待った」と止める。全員は椅子から立ち上がった状態のまま止まってはやてに視線を移した。

「・・・ヴォルフラムやなくて、オーレリア行きの次元船で向かう」

「どういうこと?」

「・・・さらに、私たちがオーレリアへ向かうのを誰にも言わんように」
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