暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep17オーレリアの秘密工場〜Weapons factory〜
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メントはいろんな管理世界に出没しとる。そして管理局が人手不足という理由で後回しにしとった多くの、大小問わず事件を次々に解決」
はやてが全員を見渡しながら話を切りだした。そして“テスタメント”が、どのような事件を10日という短期間で解決してきたのか、モニターに映し出される。本当に小さな事件、事故・災害救助、広域指名手配犯の確保という大きな事件まで手広く手をつけていた。
「そのことから管理世界のいくつかがテスタメントと協力してはどうか、という案を上層部に出してきた」
「それで上層部は何て言ってるの?」
「現状維持、ということや。テスタメントは確かに未解決事件を解決しとるけど、管理局への犯罪行為がそれで消えるわけやない。私ら六課や局員たちへの公務執行妨害だけでお釣りがくるような感じやしな。そのことから上層部は、このままテスタメントの捜査を続行するよう指示してきた」
なのはの問いに、はやては現状維持のまま捜査の続行することを告げた。沈黙がここ会議室に流れる。その沈黙を破るようにフェイトが口を開く。
「それで、捜査の現状維持と返答した世界はどう言ってきたの、そのことに対して」
「思っとったよりあっさり引いたようや。現状維持の管理局を様子見、といったところやな」
「そう、なんだ。良かった・・・のかな?」
「そやな。良かったと言えば良かった」
はやては微笑を浮かべてのその言葉に、彼女を除くメンバーから安堵の息が出、緊張感が支配していた会議室の空気が緩まる。はやてはそんなメンバーに頷いて、すぐさま真剣な面持ちへと変える。
「そんでここからが本題や。ようやくヴォルフラムの駆動炉がまともに動くようになった」
“特務六課”の旗艦“ヴォルフラム”の駆動炉は、次元跳躍魔力結合分断砲撃(仮)によるダメージによって、ここ数日稼働しない状態だった。駆動炉が長期間に亘って稼働しなかった原因は未だに不明。
“ヴォルフラム”とは違い砲撃の直撃を受けた4隻の艦は、本局のドッグに着いたと同時に駆動炉が再起不能となり、廃艦処分が決定していた。
「で、テスタメントが出没した各管理世界の地上本部観測室からの調査報告がこれや」
モニターに映し出されたのは“スキーズブラズニル”の複雑過ぎる転移記録。多重転移を繰り返して転移先を巧妙に隠している。だが管理局の探査網からは完全に抜けることは出来なかったようだ。“スキーズブラズニル”がとある管理世界へ数多く寄ることがデータから見て取れた。
「ここがテスタメントの拠点やったら捜査する必要がある。そやけど・・・」
モニターに映し出されるのは、ここ10日間で活動した“テスタメント”幹部と“レジスタンス”。そこには圧倒的な火力で違法魔導師を狩るカルド隊の3人。ルシリオンとリイン
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