暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep15引き裂かれた父娘の絆〜VS.Rusylion〜
[3/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
たヴィヴィオの拳打を裏拳でいなし、レヴィの蹴りを前腕で受け止める。
「ディバインバスターッ!」
「
紫光破
(
ハーツイーズ・ストライク
)
!」
2人はすぐさまルシリオンの側から離脱し、右拳を突き出して砲撃を放った。ルシリオンは慌てることなく迫る砲撃に手を翳し、蒼の盾を斜めにして展開する。2発の砲撃は盾によって軌道を上へと逸らされ、空高くに消えていった。
「クラウソラス!」
間髪入れずルーテシアが砲撃を発射。ルシリオンはなんと前後開脚することで回避した。その様に目を見開くヴィヴィオ達だが、本当に驚くのはこれからだった。ルシリオンは、ブレイクダンスのウインドミルを始め、そして足裏より・・・
――エンディング・ストライク――
「「「うっそ・・・!」」」
砲撃を放った。スピンを行いながらの砲撃ということもあって、ヴィヴィオ達は慌てて回避行動に移る。だが、砲撃の射線が上下左右と目まぐるしく変わるため3人は動きっぱなしになってしまう。
「格好いいけどウザい!」
「レヴィ、しゃがんで!」
「ルールーは跳んで!」
そうして砲撃は止み、ヴィヴィオ達も肩で息をしながら足を止めた。
――ナイト・オン・ザ・ブラッドライアー――
それを狙っていたかのようにヴィヴィオ達の足元から黒い竜巻が生まれ、3人を飲み込んだ。
「「「〜〜〜〜〜〜っ!!?」」」
頭の中に流れてくる不愉快な衝動に、3ヴィヴィオ達は堪らず叫び声を上げる。上空へと巻き上げられていた3人は着地することも叶わず、ドサリと地面に叩きつけられ、苦悶の声を漏らした。そんな3人へとゆっくり歩み寄って行くルシリオンだったが・・・。
「シューター・・・、シュート・・・!」
――ソニックシューター・アサルトシフト――
倒れ伏したままのヴィヴィオの周囲に虹色のスフィアがいくつも展開され、一直線にルシリオンに迫る。
「無駄だ」
――
知らしめよ汝の忠誠
(
コード・アブディエル
)
――
左手に魔力剣を生成し、ソレを振るって魔力弾を全て斬り裂いて迎撃した。さらにルーテシアがルシリオンの周囲に魔法陣をいくつも展開し、そこに魔力弾を4発と発射。魔力弾が魔法陣の内面に着弾すると、ピンボールのように反射した。
「リフレクト・ミラージュ!」
それがルーテシアの反射弾攻撃魔法だ。ルシリオンは反射する魔力弾の射線をしっかりと見極め、魔力剣で魔力弾と魔法陣を斬り裂く。ヴィヴィオとルーテシアが稼いだその時間でレヴィは体勢を立て直し、背を向けるルシリオンへと駆け寄った。
「こんのぉぉぉぉぉぉッ!!」
――崩山嵐蹴牙・砲双掌――
跳躍したレヴィは、振り向いたルシリオンの胸部を数回踏みつけるような蹴りを入れ続けた。最後
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ