暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep5激突の空〜Air combat〜
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と、もう1人のバインドの主の2人のみ。

「さっさと先程のバインドの使い手を呼んだ方がいいんじゃないか、シグナム?」

「・・・実は、私にも判らんのだ、セインテスト。あのバインドを主が誰なのか」

竜巻の行方を見ていたシグナムを問い質す。が、俺の問いに彼女はそう答えた。表情と真っ直ぐな瞳から嘘ではないことは判る。

「(この件に第三者が関わっているというのか? ならそいつの目的はなんだ? いや今はシグナムを無力化することを第一としよう)そうか。まぁいいさ。あとでバインドの使い手も捕まえてやる。さて、どうするシグナム、あとは君ひとりだけだが?」

「だからと言ってお前が張ったこの結界がある限り逃げることは出来まい? ならば戦い、それになお勝ち、お前から蒐集するのみだ」

退くことを知らないのはどこの世界、どの時代の騎士も同じか。確かにこの結界がある限り、彼女たちが逃げることが出来ないのもまた事実。警戒するのは侵入者の1人のみ。打ち倒すはシグナムひとり。ヴィータ達はもうしばらくは来ないだろう。

「いくぞ、ヴォルケンリッターが将シグナム、参る」

「管理局嘱託ルシリオン・セインテスト・フォン・シュゼルヴァロード、受けて立つ」

シグナムと再度交戦に入る。少ない魔力を上手く使ってシグナムを接近させず、しかしこちらの攻撃の手は一切緩めないようにする。

「はぁはぁはぁ、お互い決定打を与えられないと辛いな、セインテスト」

そんな攻防を繰り返していると、シグナムが肩で息をしながらそう告げてくる。俺も似たようなものだ。状況はあまり良くない。

「確かに。だが俺はまだやれるぞ?」

俺が展開する剣翼アンピエルは空戦機動力上昇の他に、大気中の魔力を供給する補助器としての役目もある。消費しきっていた魔力も、シグナムが発する魔力を吸収することでなんとか接戦に持ち込めている。

「そうか、私とて膝を屈するにはまだ足りん。レヴァンティン!」

≪Explosion. Schlange form≫

再度“レヴァンティン”が片刃剣から蛇腹の連結剣へと変わり、その剣身を俺に伸ばしてくる。

「づっ・・・!」

この小さな体では体力も持久力もあまりなく、とうとう避けきれずに右腕を浅く裂かれる。多層甲冑ゴスペルを使えればこの程度問題にならないだろうが、あれにはXXXの魔力が必要だ。無いもの強請りをしている時間も余裕もない。

「はああぁぁぁ!」

「穿て、氷閃!」

――舞い降るは汝の麗雪(コード・シャルギエル)――

さらに上空へと上がり、襲い掛かってくる連結刃を14の氷槍で撃ち落す。

「レヴァンティン!」

≪Schwert form. Explosion≫

――紫電一閃――


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