暁 〜小説投稿サイト〜
夜に交わる伴装者〜Heros a H eroism〜
約束の結婚前夜(翔ひび)
[1/4]
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
「響……」
「うん……いいよ……」
窓からの月明かりが照らす中、翔と響は見つめ合う。
今宵、二人は遂に誓約を解禁する。
『結婚するまではゴムを付ける』
当たり前だ。この約束をした当時、二人はまだ未成年だったのだから。
翔と響はこれまで、国連直轄タスクフォース『S.O.N.G.』所属のシンフォギア装者及び伴装者として、常に前線で戦い続けて来た。
戦場を共にする仲間であると同時に、相思相愛の恋仲でもあった二人は、任務を終えて火照る身体で向かい合う度に、今以上の関係を求めるようになって行った。
最初の頃は、そのままシャワーやトレーニングに直行する事で振り払って来たが、日に日に翔は己の内に沸いた欲望を抑えられなくなり、それは響も同じであった。
そしてある日、二人はとうとう行為に及んだ。
お互い、愛する者の裸の肉体に触れ、求め合った。
そして、いよいよ本番……となった所で翔の頭に浮かんだのは、一抹の不安だった。
『勢いに任せた結果、妊娠させたらどうする?』
そんな事になれば、互いに後悔する事になりかねない。
そこで二人は、行為に及ぶ時は必ず避妊するように固く誓い合ったのだ。
あれから幾多の危機が世界を襲い、その度に二人は頼もしい仲間達と共にそれらを乗り越えてきた。
そして、遂に迎えた結婚前夜。二人は初めて、ゴムなしで愛を確かめ合うのである。
「ん……ちゅっ……」
「んむ……ちゅうっ……」
響が翔の首に両腕を回すと、翔は響の唇を奪う。
舌を絡め合う濃厚な接吻が数秒続き、唇を離した時には交換した唾液が口元から糸を引き、薄明かりに光っていた。
「えへへ」
照れ笑いする響を見つめて微笑んだ翔は、密着する響の背中に回していた手を、肉付きの程よい大きな尻へと伸ばして鷲掴む。
「ひゃうっ!?」
突然強めに掴まれ、響は驚きビクッと飛び跳ねる。
「何回聞いても、響の声は可愛いな……」
「こっ、こんな事されながら言われてもぉ……」
揉まれる度に、下腹部に熱が溜まっていく。
もどかしさに太腿を擦り合わせ、膝の力が抜けていく感触に響は、自らの体重を彼へと預け始めていた。
やがて、翔の手はその下へと伸びていき、指先は秘裂へと触れる。
細長い彼の指先が、いやらしい手つきで膣肉を押し広げては内側を刺激し、ぐちゅぐちゅと音を立てさせる。
二本の指で弄られ続け、響は遂に潮を吹いた。
「はぁ、はぁ……んッ!!」
「イッたな、響」
下着越しにも分かるほど、秘部は溢れ出した蜜でグショグショに濡れていた。
「もう、脱いだのと変わらないよぉ……?」
下着を丸ごと脱ぎ捨て、響は翔の上着も脱がせると、そのままベッドへと押し倒す
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ