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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第62話 命を奪う水と命を癒す水、救うための鍵はグルメ細胞!?
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気遣いに鉄平は感謝しながら自身の思いを語った。
「……行くぞ!これがグルメショーウインドーの最後だぁ!!」
鉄平はプロテクトツリーを力の限り引っ張った、それによってグルメショーウインドーは締め付けられていきヒビが大きくなっていく。
(出ろ……頼む!出てくれ……!)
(お願いします……祐斗先輩を……朱乃先輩を助ける為に!)
そして限界が来たグルメショーウインドーは粉々に砕け散ってしまった。そしてその際に絞られた出汁が小猫の真上に落ちてきた。
「オーロラが……!」
小猫は素早くリュックからグルメケースを取り出してスープを受け止めた。量としては3口分ほどしかなかったが確かにセンチュリースープがそこにあった。
「こ、これが本物の……センチュリースープ!!」
イッセーはその輝く液体に目を奪われていた。
(ぐっ……駄目だ!我慢しろ!)
イッセーの中にいる鬼がスープを欲したがイッセーは何とか抑え込むことが出来た。今これを飲んでしまえば何もかもが台無しになってしまう、それ故にイッセーは必至で理性を保っていた。
「……ありがとう、グルメショーウインドー」
イッセー達はその役目を終えて静かに眠りについたグルメショーウインドーに心から礼を言う。
だがその時だった。イッセー達がいた氷山がものすごい勢いで揺れだしたのだ。
「拙いな、グルメショーウインドーを壊したことで氷山が崩れだした。このままじゃ生き埋めになってしまうぞ」
「なら急いで上に……!?」
だがイッセー達が下りてきた穴が崩れてしまった。
「くそっ、タイミングの悪い……!」
「何処かに別の出口がないか探すんだ!」
「で、でももう時間が無いですよ!」
「おーい、お前らー!」
「あっ、ゾンゲ!?」
万事休すかと思われたその時だった、遠くからゾンゲ達が走ってきてイッセーと合流した。
「一体何が起きてんだ?急に氷山が揺れだすしスープは見つからねえしとイベントが盛りだくさんじゃねえか」
「ゾンゲ様!そんな事言っている場合ですか!」
「早く外に出ましょうよ!」
「ま、待て!お前ら外に出る道を知っているのか!?」
ゾンゲ達のやり取りでイッセーは彼らが外への道を知っていると判断して聞き出す。
「俺達が氷山の中に入ってきた隠し洞窟があるぜ」
「マジかよ!ゾンゲやるじゃねえか!」
「がっはっは!もっと褒めてくれてもいいんだぜ!」
ゾンゲのファインプレーにイッセーは笑みを浮かべた。
「なら急いでそこに向かおう。この氷山はもう限界だ」
「ああ、急いで脱出しよう!」
そしてイ
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