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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第62話 命を奪う水と命を癒す水、救うための鍵はグルメ細胞!?
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それはイッセーとトミーロッドの対決が決着する少し前の事だった。上の様子を見に行くといって別れた鉄平、彼にイッセー達の事を任せたリアス達はセンチュリースープの捜索をしていた。
「見つけましたぁ!!」
アーシアの歓喜の声が氷山内部に響きリアス達が集まる。そこには少量だが確かにセンチュリースープが存在していた。
「おおっ、見つかったのか!?」
「でもこれだけ……?限界まで分けても十数人分しかないわよ?」
シンがサングラスの下からでも分かるくらいに歓喜の表情を浮かべていたが反対にティナはスープが予想よりも少量だった事に不満を漏らした。
「あるだけで十分じゃない。さあ皆、グルメケースにスープを入れてここを脱出するわよ!」
リアス達は早々にスープを確保してこの場を離れようとする、だがその時小さな虫がスープの入ったケースを持ったアーシアに襲い掛かってきた。
「アーシアッ!」
それにいち早く気が付いたゼノヴィアはデュランダルで虫に攻撃を仕掛けた。攻撃自体は外れたが虫はそのまま逃げていった。
「何だったのかしら?」
「もしかするとあの虫使いの男の放った昆虫じゃないんですか?」
「それにしては弱かったが……」
突然襲っていた虫にイリナは首を傾げルフェイがトミーロッドの放った刺客なのではないかと話す。だがあまりにもあっさりと退けられたのでゼノヴィアが拍子抜けしていた。
「とにかく今はこの場を脱出しましょう。でもさっきみたいに襲ってくる奴がいるかもしれないから慎重にね」
「は、はいっ!」
リアスの言う通りまだ敵がいる可能性は高い、それを全員が想像してここからは更に慎重に先を進むようにする。
因みにゾンゲ達はいなくなっていた。恐らくリアス達がセンチュリースープを探している間にノッキングが解除されて何処かに行ってしまったのだろう。美食會のメンバーが他にもいるかもしれないので気にはなったがあの悪運の強さなら多分大丈夫だと思いリアス達はイッセー達との合流に急ぐことにした。
だがリアス達が下りてきた通路は崩れて塞がってしまっていた。幸いにも別の場所から上に上がることが出来てリアス達は氷山の外に出ることに成功する。
「ここは外?イッセー達がいるのはどこだったかしら……」
「向こうから爆発するような凄い音がするわ、きっとそこよ」
「なら早くイッセー達の援護に向かおう、最悪皆を連れて逃げるという事も考えておかないとな」
「そうね、でも無理はしないで……!?」
リアス達がイッセーの元に向かおうとしたその時だった、氷山の一角が割れてそこから巨大な昆虫といくつもの頭を持った化け物が飛び出
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