暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep11合流〜The last Jewel seed〜
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。なら、これからも何度か一緒に寝る?」

「いいの?」

「なのはさえ良ければ」

シャルちゃんからの嬉しい提案に、思わず私は「うん! 約束!」シャルちゃんの両手をギュッと握った。シャルちゃんも「ええ。約束」優しく握り返してくれた。
久しぶりにシャルちゃんと眠れて、それにこれからも一緒に寝てくれることを約束できてご機嫌な私でした。

†††Sideなのは⇒シャルロッテ†††

さて突然だけれど、私たちがアースラに来てから10日が経過したわ。
やっぱり組織の力というのは良いものね。あれだけ苦労していた“ジュエルシード”の探索が順調に進んでいるのだから。たった今も、管理局が発見した“ジュエルシード”をなのはが封印し終えたところよ。

「ジュエルシードの封印も順調、なのはの魔導師としてのレベルも上がってきているし、良いこと尽くめってこのことね」

「にゃはは、そうだね〜♪」

私は少し離れたところで、なのはの様子をゆっくり見学中。理由としては、いつルシルと戦うことになるか判らないための魔力温存。そしてなのはのレベルアップのためね。実際、なのははこの10日間で目まぐるしい成長を遂げている。“レイジングハート”と新しい魔法も組んだらしいしね。どういうものかは見てのお楽しみにしよう。

「でも、この10日間は全然フェイトちゃん達と会えなかっなぁ」

「まぁね、向こうも好き好んで管理局とぶつかろうなんて思っていないはずだもの。だから遭遇することは、あまりないと思うわよ」

そうなのだ。この10日間でフェイト達とは1度も遭遇していない。こちらが向かった時には封印を終えて、すでに立ち去った後ということが続いていた。喜ばしいことなのかどうかは微妙だけれど、もうちょっとなのはがレベルアップしてからの方が良いかもしれないわ。地力で言えば、まだなのはが負けているもの。

「う〜ん、フェイトちゃんとゼフィ君とお話して、お友達になりたいんだけどな〜」

「友達・・・ねぇ。まぁいいんじゃないの?」

フェイトはともかく、ルシルがこちらの味方となるのは正直助かるわ。このままずっとルシルと敵対するのはまずい。私のように少しずつ制限が解除されているとしたら、最終的には真の意味での現代最強になる。

「そうだよね! うん!」

なのはは嬉しそうにしながら、私たちはアースラへと帰艦した。

†††Sideなのは⇒ルシリオン†††

「やっぱり、なかなか見つからないな〜」

フェイトはボソッと呟いて、「はぁ」と溜息を零す。管理局が出てきてからは発見率が悪くなってしまったから、気持ちは解からないでもないが。

「管理局と極力出遭わないようにしているから、自然と外れを引いてしまうことが多くなってしまう。戦闘覚悟で行くことも
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