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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百二十六話 決戦に向けて準備です。
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敗北したことが、その波紋を加速させることになっていた。
「敗北した身でありながら、ここで意見を言うのも差し出がましいが・・・・」
ケンプが口火を切った。
「一つ分かったことがある。反乱軍――いや、自由惑星同盟と呼ぼう――ヤン艦隊は自由惑星同盟領土それ自体をゲリラ基地として自由に動き、根拠地を定めていないことだ。そして、その戦法は様々なものを柔軟に取り入れながら、その目的とするところは一つ。すなわち我々の疲弊を誘い、士気をさげ、退却せしむるか、士気の低下のピークを見計らい、全軍をもって一撃で粉砕すること、そのどちらかを企図しているということだろう」
諸提督はうなずいた。イルーナたち転生者も同意見だった。
「残念ながら、正面からの同数をもってしては、ヤン・ウェンリーに抗することはできないというわけか」
と、ミッターマイヤー。
「そうは言わぬ。だが、ヤン・ウェンリーは侮りがたい。奇策をもって挑んでも、逆にそれを手玉に取られるだろう。かといって、正面からひた押しに押せば、それは無策と何ら変わりはない。彼にいいように手玉にとられるだけだろう」
ケンプが憂い顔のまま言った。
「そうとは限らないわよ。正面からの同数で駄目なのならば、4倍の兵力で彼の艦隊を押し包んで、包囲殲滅してしまえばいいだけのことじゃない」
と、ルグニカ・ウェーゼル。ラインハルトの分艦隊を指揮するこの栗色の髪の女性はビッテンフェルトやティアナにも劣らぬ猛将ぶりをこれまで発揮してきている。
「バカか貴様は。確かにそうなれば我々にとって理想だろうが、問題はその状況をどうやって作り出すかなのだ。ヤンがそのような手に乗るはずなどないことははっきりしているではないか」
ビッテンフェルトにそう言われ、ルグニカは渋い顔で押し黙ってしまった。だが、反駁しなかったのは、彼女もまたビッテンフェルトの意見を正しいと認めていたからに他ならない。
「それよりも、簡単な方法がある。ヤン・ウェンリーや自由惑星同盟の主力艦隊など、我々の一部をもって足止めし、残る全軍をもってハイネセンを突けば、それで終わるではないか」
これに対しては、諸提督は何も言わず、かえって重苦しい空気を出してしまった。
「そううまくいけばいいのですが。」
ミュラーが言葉を濁した。彼の隣には妻が座っている。束の間だったが30分ばかりミュラーは二人きりでフィオーナと話をした。色々あったのだろう。ミュラーと再会したことでだいぶ顔色が元の状態に戻ってきたようだった。
「どういうことだ?」
「自由惑星同盟がまだ余力を残している以上、たとえハイネセンを制圧したとしても、各地でゲリラ戦を展開されたらひとたまりもないわ。いちいちモグラたたきみたいにして片っ端から
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