第4話 お宝、頂きました。
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大臣「そこまでだ、ユーリ」
ユーリ「!!」
逃げた先には国防大臣と突撃部隊が待ち伏せ、ユーリを包囲する。
国防大臣「一つ、やっておかなくてはな」
ユーリ「あ‥‥‥あ‥‥‥」
国防大臣は放心状態のユーリを殴りつけた。
大臣「国民を陥れた罪、それは重いぞ」
ユーリはそのまま輸送車に乗せられ、刑務所へと送られた。
大臣「‥‥‥」
リューズ「心が痛んでるんじゃないか、あんまり思い詰めると毒だぜ。エド・フェニックス大臣」
エド「君が、クロノダイバーか」
リューズ「リューズだ、今回の事件。少々大問題になっちまった事は正直反省してる」
エド「でも、君のおかげでフュージョン財団の悪事を暴くことが出来た。寧ろお礼を言いたいぐらいだ」
リューズ「それと、レイの事なんだが‥‥‥」
エド「問題ない、国防の組織内で彼女はあくまで本件の功労者だ。今後もレイは我々が責任をもってサポートするよ」
リューズ「それなら安心した、レイをよろしく頼むぜ。エド国防大臣」
リューズは全てをエドに任せて消えていった。
レイ「時計塔前にどうして来る必要あるの?」
リューズ「俺の好きな場所なんだ。しっかり捕まってろよ」
レイ「ちょっと!!何する気!!」
リューズ「タイムテレポート」
二人が瞬間移動し、レイが見たのは‥‥‥
レイ「こ、これって‥‥‥」
リューズ「時計塔の頂から見たロンドンさ」
レイ「えええええええ!!」
レイは足元を見ると恐ろしい高さの場所にいるのを理解する。
レイ「確かに絶景だけど、怖すぎる‥‥‥」ガタガタッ!!
リューズは怯ええているレイの手を握り、伝える。
リューズ「これで、俺の役目は終わった」
レイの左手から黒いオーラが出てくるとリューズはそれを受け取った。
レイ「何をしたの?」
リューズ「君の苦しみを取り除いたんだ。これが俺の集めてきた、お宝の正体」
レイ「お宝って‥‥‥」
リューズ「それでは改めて、貴方のお宝、頂きました」
その後リューズはレイを送り届けて、リューズは暗闇の中へと消えていった。
翌日 ジェラート屋さんの前で
レイ「アーモンドチョコレートとピスタチオクリームのダブルを」
定員さんがアイスを渡すとそれに違和感を覚える。
レイ「トリプル?」
???「レイ」
レイが振り向くとリューズが自分と同じ種類のアイスを手に持って入口に立っていた。レイが凝視するとリューズは姿を消していた。
レイ「ありがとう」
そう呟いて嬉しそうに店を後にした。
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