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聖国のジルフリーデ 〜勇ましき姫と気高き女騎士と、男勝りな女戦士と妖艶な女盗賊は、媚薬の罠に乱れ喘ぎよがり狂うも、心だけは屈しない〜
屈服編 気高き女騎士は、獣欲によがり次代を身篭る
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「ひ、ひぃうぅっ! だ、黙れゾゴルドッ! た、例え、姫様が敗れたのだとしても……わ、たしは、ぁ、ぁあぁはぁうぅうっ!」
「やれやれ、強情なこって。……そんなに過去が手放せないってんなら、仕方ねぇ。ちょっとブッ壊れちまうかも知れないが、俺が全部忘れさせてやるよ」
「えっ……ご、ごぼっ!?」

 自然に足を腰へと絡め、乳房を擦り付け、尻を振りながらも、心だけは屈しない女騎士。その消えかけた矜持に、とどめを刺すべく――ゾゴルドは挿入したままラフィノヴァの首を掴むと、そこから突き倒すように彼女の上体を原液のプールに沈めた。
 頭を原液に突っ込まれたラフィノヴァは、慌てて手を振り抵抗するが、ゾゴルドの膂力は決して彼女を逃がさない。首を絞められていることでさらに膣の締め付けが強まり、それが両者の性感をより昂らせていた。

「ごぼごぼっ……が、はぁっ! はぁ、はぁあっ、はぁっ、き、貴様、一体なに、をっ……!?」
「さっき言ったろう? ブッ壊れちまうかも知れないが、全部忘れさせてやるってよ」
「……っ!? は、ぁ、うっ……ん、ぁ、あぁあぁはぁあぁあっ!? ひ、ひぎぃいぃいぃいっ!」

 そして、10秒ほど沈められた後にようやく引き上げられ、咳き込んでいたラフィノヴァは――ゾゴルドの真意を悟る暇もなく。
 過去最大をさらに塗り替える超常的な快楽に瞠目し、足先をピンと伸ばして腰を、乳房を、肢体全てを痙攣させ、激しく絶頂する。

 女の理性を溶かす媚薬の原液。そのプールに浸かり、激しく突かれてなおも抵抗するラフィノヴァの精神は、すでに限界を超えていた。そこにとどめを刺し、彼女を完全に屈服させるべく――ゾゴルドは彼女に、原液を大量に飲ませた(・・・・)のである。
 肌に触れるだけで強烈な効果を発揮する原液を、口に入れて直接体内へと吸収すれば、どうなるか。その結果は、今の乱れ狂うラフィノヴァの痴態が、証明していた。

「ひぃぃい、ぃいいっ……ん、ほぉぉおあぁあぁあっ……! い、いいっ……気持ち、気持ちいいっ……知らない、こんなの知らないぃいっ……!」

 目を剥き、だらしなく舌を垂らしながら足先を伸ばし、仰け反りながら腰をくねらせ、唾液と汗をとめどなく滴らせる美女。その麗しさに彩りを添えるブロンドの髪を振り乱し、彼女は――完全に、堕ちた。

「……ラフィノヴァ。お前は、何者だ」
「わ、私は、この国に仕える、聖国騎士団の……んぎひぃっ!」
「もう一度、聞く。お前は何者だ?」

 それを確信したゾゴルドは、最後にラフィノヴァ自身から言わせるために。その顎に手を添え、自分の方を向かせると――鋭い眼光で射抜きながら、今の彼女の実態を問う。
 聖国騎士団に仕える女騎士。脳裏に残る僅かな記憶を頼りに、そう答えようとしていた彼女の、最後の矜恃は
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