第3話
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ことに巻き込んでしまって。ちゃんと依頼料は払いますので・・・・」
「あーまぁ、いいってことよ。それよりも麻生君でよかったか。よく殺人を踏みとどまってくれたな。」
「はい、ロマニのおかげだと思ってます。もし、気づかれなかったら、もし気づいたのがロマニじゃなかったら踏みとどまれなかったかもしれませんから」
「そうか、いい友人を持ったな。」
父親も喜んでんじゃねーか?そう小五郎に問われ、成実は驚きながらも
「はい」
と顔を綻ばせたのだった。
「麻生嬉しそう!!」
「毛利探偵はほんと良い父親だな」
たまたまその光景を見ていたルキウスとロマニはそうつぶやくのだった。
さらに翌日から計画は始まっていたのだった。計画自体は割愛させていただこう。
どんな様子だったかは一言、“大成功”だったといっておこう。
そうして麻薬の密売人たちは一気にお縄ということになった。
全てが終わった後ホームズはコナンと話していた。
「まさか、ここでホームズさん達と再開するなんて思わなかったよ。」
「そうだね、僕らも麻生君から毛利さんに手紙を出したなんて聞くまではあり得ないことだと思ったからね」
「・・・・それにしては、随分用意周到だったじゃねーか」
思わずコナンはじと目になる。心なしか口調も素が出てしまっていた。
「あれ?なんか扱い悪くなってない?君、僕を尊敬してくれてるんじゃなかったっけ?」
ていうか、それが素なんだね。
ホームズが苦笑いしながら問いかける。
「(やべ、まぁばれちまってるから別にいいか)ホームズさんとマーリンさんはこの扱いでかまわないって言ってた」
「・・・ちなみに聞くけど誰が言ってた?」
「ロビンさん」
「だよね!!君が顔を合わせたサーヴァントって僕とマーリン意外だとロビンフットしかいないからね!!」
地団駄を踏みそうな勢いでまくし立てる。
それを尻目にさらに追い打ちをかける。
「あの場にいた立夏さんやマシュさん、ロマニさんやルキウスさんもこの話知ってるけど誰も止めなかったよ」
「マスター!!」
ガーンと効果音が付きそうな勢いでしおれるホームズ。
「マスターだけは信じてたのに。いや、いいけどね。邪険に扱われるのはいつものことだし」
シクシクシク
体育座りをしながらどんよりと落ち込んでいるホームズを見ながらなんとか宥めるのだった。
「・・・・・で、何か言いたいことでもあるのかな」
「前にあった時も行ったけど、君の正体を詳しく知らなくても君の本当の姿が小学一年生じゃないのはわかっている。どうしてそうなってしまったのかも見当はつくよ。だけど、これだけは言っておく
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