第四話:圧倒的!雷を操る魔道士の桁違いなパワー!
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してマカロフは客席へ、そしてラクサスは選手たちが武舞台を眺めている控室へ。
祖父と孫は同じ想いを一つに、それぞれと別れていったのであった。
もし、もしもマカロフの息子であるイワンがこの現状について察していたのならばきっとこう言うに違いないのだろう。
―――――ア ホ く さ
★★★★★★★
「へ…へ…ヘーックショイ!!」
くしゃみに耐えきれず、大きなくしゃみを鼻から出してしまった。
荷物の中に入ってあるティッシュを取り出して鼻の中の物を片付けようとしていると控室にさっき決勝進出した少年、ラクサスが戻ってきた。
武舞台から出てどこかへ行ってたのだろうけど、満足そうな顔をしているのを見ている限りとてもいいい快便だったのだろう。…余裕あるなアイツ。
そりゃあんな圧勝していたら余裕も出てくるだろうけど…もしやオレなんて目じゃないってことか?
…ハハッ、燃えるじゃねーの…。
『さて、次の試合は先程活躍を見せていただいたネロ・ハバード選手くん!そして対する前試合で相手に棒術でなぎ倒したギグリ・ムース選手!両者、武舞台へ!』
ラクサスに対抗心を燃やしていると次の試合で呼ばれる。
よし…今度こそアイツにオレを認識してもらうために、そして決勝戦で当たるためにもこの試合で勝てなくては…じゃないとやりきれないぞこの気持ち。
気合を入れ込むように自分の頬を両手で叩き、控室に出ていく坊主頭で棒を抱えて出ていく男性の人を目に入ったので追いかけるように出ていく。
ふと、視線を感じたのでそれに目を向けたらラクサスがこっちを睨みつけていた。
まるで、この試合オレが勝てるか、見極めようということか?―――上等じゃねえか!!
ラクサスに対してふと笑みを浮かべているとあいつも笑みを返してきた。全く、燃えさせてくれるやつだ。雷の魔法を使うだけのことがあるぜ(関係ないです)
「「「オオオオオオオオオオオオ!!!」」」
「頑張れよサイヤ人のガキィ!」
「ギグリさん!目にものを見せてやれぇ!!」
「フレーフレーネローくーん!!」
野次馬が騒いでオレや対戦相手に応援をしてくれる。先の戦いを見てオレにも声援を送ってくれる人が増えてくれた。…けど、なんだあの爺さん。学ランなんて着て…てかこの世界にも学生服なんてあんの?学ランの?どうなっているのこの国の文化。
野次馬たちを白い目で見ながら武舞台に着くと相手は祈るかのようにこちらを待ち構えており、こちらを見ていた。
もちろん、今回の対戦相手である相手を忘れたわけではない。こっちもそれに向けて集中するさ。
「よろしくおねがいします」
「…うむ」
相手に敬意する意味を込めてお辞儀すると相手も対応してくれた
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