第3話 正義の亡霊
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ュージョン財団の資料ってこれほとんど記載されてる個人が集団失踪の被害者じゃないか!!」
ファイルには施設で失踪したと言われていた子供たちの写真やクロノダイバー実験の詳細。多くの子供たちがこの実験で命を落とした事が記されていた。そしてフュージョン財団で一連の実験を指揮していたのがフュージョン財団の会長であるユーリである事が判明した。
ニュースの内容を見て戦慄したスタッフAすぐにタブレットを持って編集部にこの情報を伝えた。
スタッフB「マジかよ‥‥‥これって下手したら国家を揺るがす大規模犯罪だぜ」
スタッフC「まさに国家機密レベルの大ニュース。報道すれば世界をガラリと変え兼ねないパンドラの箱だ」
タブレットを凝視するスタッフAはネオス・ペーシアと言う人物の名前で汗を流す。
スタッフA「ネオス・ペーシア、一体こんな国家機密レベルの情報をどこで‥‥‥」
スタッフC「これ、報道していいんでしょうか?」
スタッフA「真実を伝えるべき俺たちにとっては重すぎるが‥‥‥多くの人に、全てを打ち明けるべきだと思う。たとえ、国を崩壊させたとしても‥‥‥」
国防「それでは、エリアスキャニングを行います。いいですね」
ユーリ「もちろんだよ、ネズミを炙りだして」
そしてロンドン一帯にスキャニングがかけられた。
ユーリ「かつて実験の中で死を偽装して実験体唯一のクロノダイバーとして覚醒した者がいた。後々逃げたそのネズミはクロノダイバー能力で怪盗の紛い物の活動を始めた。それが世間で英雄視され、こそこそと逃げ回っていると考えれば、彼をこれ以上野放しには出来ないね」
国防「ん?何だあれは?」
ユーリ「あれは‥‥‥」
レイ「うあああああ!!」
ヘリに向かい、カガリを纏った、レイがスキャニングカメラを斬り捨て、ヘリの上に乗る。
国防「スキャニングカメラが!!」
ユーリ「どういうつもりだ、レイ!!」
ヘリの装甲を引きはがして中に入ると、レイは拳銃をユーリに突きつける。
ユーリ「君、何をしているか分かっているのか‥‥‥」
レイ「わかってる、でも、貴方に慈悲要らない、そうでしょ?父親殺しの真犯人さん」
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