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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第61話 小猫達の命を懸けた覚悟!激戦の終わり!
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side:イッセー。
「フライング・ナイフ!」
左腕から複数の飛ぶナイフを放つがトミーロッドはそれをかわして突っ込んでくる。俺は動かない右腕に赤龍帝の鎧を部分展開して防御を倍加させて身体を振るう、そして遠心力で振るわれた右腕に奴の牙が喰らい付いた。
「ぐわあっ!?」
防御を何回も倍加させたのに易々と鎧を貫通して骨まで牙が貫通した。だが食い千切られてはいねぇ!
「おらぁぁぁっ!!」
左手で奴の頭を掴み地面に叩きつける。そして馬乗りになって何度も奴の顔に拳を叩きつけていく。
「舐めるなッ!」
だがトミーロッドは腹筋の力だけで俺を宙に跳ね上げる。そして俺の体を雁字搦めに捕らえるとそのまま氷の壁に叩きつけた。
「ぐうっ……!?」
それだけでは終わらず更に上昇すると回転しながら地面に向かっていき俺の体を地面に強く叩きつける。
「ごほっ……!」
そのまま地面に倒れる俺、だがトミーロッドは俺の髪を掴むと無理やり立たせてくる。
「仕上げと行こうじゃないか、お前の首を噛み切って終わりだ」
トミーロッドは俺の首を噛み千切ろうと牙を放つ。だが俺は最後の力を振り絞って炎を吐き奴の顔に浴びせた。
「コイツ……!」
流石に焼かれるのには答えたようで俺から距離を取るトミーロッド、俺は力を振りしぼり奴に向かっていく。奴の背後に回り込み片腕だけのバックドロップで先程の意趣返しと言わんばかりに地面に叩きつけた。
俺はローリングソバットで奴の腹部を攻撃して追撃にハイキックで顔を蹴り飛ばそうとするが奴の牙に止められてしまう。
だが食い千切られる前に腹部に数回フォークを打ち込む怯ませて奴の牙から足を離す。だが傷は深く足から血がダクダクと流れ思わず膝をついてしまう。
その隙を見逃さないトミーロッドは牙を向けて襲い掛かってきた。だがブーステッド・釘パンチを受けた腹部にローリングソバットとフォークを当てられた事で痛みが生まれたせいか一瞬だけ動きが鈍くなった。俺はその隙に奴の攻撃をジャンプして回避する。
「ナイフ!」
そして素早くナイフを放ち奴の片方の羽根を切断した。
「……!?」
体勢を崩したトミーロッドは地面に転がるようにして落ちる。
「お前の羽、もぎ取ってやったぜ……!」
これで奴の機動力は大幅に低下したはずだ、後は牙にさえ気をつければ……!?
(な、なんだ……この威圧感は?)
倒れていたトミーロッドがゆっくりと立ち上がるがその表情からは怒りなどは感じない。だが凄まじい殺気と闘氣が身体から漏れ出しており俺は
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